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データファブリックとは|必要とされる理由やできることを紹介

IT/Web派遣コラム この記事は約 6 分で読めます。

情報化社会のいま、さまざまな場所で取得・蓄積されていくデータの管理に課題を抱える企業は多くあります。こうした状況下で注目されているのがデータファブリックです。

点在する情報をシームレスにつなぎ管理できるデータファブリックが求められている背景や、データファブリックの実現によって企業が得られるメリットなどを解説します。

注目の技術「データファブリック」

アメリカの大手IT調査会社ガートナーが「Gartner IT Symposium/Xpo 2021(2021年11月)」にて、2022年の戦略テクノロジのトップ・トレンドを発表しました。その中に含まれるデータファブリックは、今後さらに注目されていくトレンドになると考えられている技術です。

データファブリックの活用によって、企業はデータ管理にかかる作業を大幅に削減できるようになります。IoT機器やAIの活用が進み、ますますデータ量が増える中、リスクを防ぎながら取得・蓄積するデータを管理する技術は多くの企業に欠かせないものとなっていくでしょう。

データファブリックとは

データファブリックとは、オンプレミス、クラウド、エッジデバイスに点在するデータを取込・連携・管理する技術のことです。データファブリックによって、さまざまな場所に散らばるデータを単一の環境で管理できるようになり、データ管理にかかる業務負担を軽減できます。

データファブリックの目的

データファブリックの目的は、経営上に必要な判断や意思決定を行うためのデータを収集・分析することにあります。さらにその先には、デジタルで経営に変革をもたらすDX(デジタルトランスフォーメーション)の促進が考えられます。

データファブリックの活用でどのような目標を達成するのかは、企業によって異なります。前述したDXによる新規ビジネスモデルの創出を目標とすることもあれば、顧客・従業員体験の向上とする企業もあるでしょう。

いくらデータを収集しても、最終的なゴールを見越して分析し活用できなければ、データファブリックによる恩恵を最大限に受けられません。将来的にビジネスをどう展開したいのか、それを実現するためにはどのようなデータと分析が必要なのかを可視化し実行することが重要になります。

データファブリックでできること

データファブリックによって実現されることはさまざまです。

  • すべてのデータを収集・利用可能な環境の構築
  • データの円滑な利用
  • データガバナンスの強化

オンプレミス・クラウド・エッジデバイスに分散された状態のデータを収集し、利用できる環境を構築できます。これにより、これまで点在していて存在する場所もわからなかったようなデータにも容易にアクセスできるようになり、データの利活用が円滑化します。

また、データにアクセスするための権限設定が可能になり、データガバナンスが強化されセキュリティも向上します。

データファブリックを実現するには

データファブリックの実現には、現在利用しているサービスや機器を洗い出し、それらをどうコネクトし管理するのかを考えシステムを構築する必要があります。

オンプレミスストレージとクラウドストレージの両方を使用しファイルを管理している場合には、データファブリックを実現するために新たなストレージを導入して旧サーバーにあるファイルを移行する方法もあります。ストレージの移行後は、役職などに応じて権限設定を行い、アクセス管理を行えばセキュリティ対策も講じられます。

利用するサービスをすべてクラウド型サービスのSaaSに移行し、ツールの連携を行うのもひとつの方法です。すべてのデータがクラウド上で保管され、利便性の高い管理体制を構築できます。

データファブリックが必要とされる理由

会社に蓄積されるデータは、活用することではじめて資産に変わります。しかし、どこに何のデータがあるのかわからなかったり、データを集めて分析することができなかったりと、多くの企業はデータを活用しきれていないのが実情です。

データファブリックによって必要なデータを迅速に取り出すことができれば、情報を経営に活用しやすくなり、判断や意思決定のスピードも加速します。また、蓄積する情報をAIや機械学習に取り込めば、より効率的にデータを活用できるようになります。

一方、大量のデータがどこに保存されているのかわからない状態では、保存や管理にコストがかかるだけでなく、セキュリティリスクも高まります。これらの課題を解消するためにも、これからの経営にデータファブリックの実現が重要視されているのです。

データファブリックの実現による企業へのメリット

データファブリックの実現で、企業は次のようなメリットを得られるでしょう。

  • データドリブンなビジネスの加速
  • データバックアップの効率化
  • データ損失リスクの軽減
  • セキュリティの向上

まずは、分散するデータが統合されることによるデータドリブン経営の加速です。AIを用いたツールや集積したデータを分析し可視化するBIツールをより効果的に活用できるようになり、それらツールから得た分析結果を用いることで意思決定のスピードも加速します。データの利活用が進めば、マーケティングや新規事業立案なども高効率化するでしょう。

また、複数のサーバー間でデータを自由に移動できるようになるため、データのバックアップが容易になります。結果、データ損失リスクが軽減されるとともに、災害時でも事業を継続できる体制を構築できます。

前述したとおり、データファブリックはセキュリティの向上にも役立ちます。アクセス制限で機密情報にアクセスできる人員を必要最小限に抑える、業務レベル・職務によってアクセスできるデータを制限するなどの方法も可能になり、情報漏えい対策としても効果的です。

まとめ
  • データファブリックは、オンプレミス、クラウド、エッジデバイスに点在するデータを取込・連携・管理する技術
  • アメリカの大手IT調査会社ガートナーが発表した2022年の戦略テクノロジのトップ・トレンドにも含まれ、高い注目を集めている
  • データファブリックの目的は、経営上に必要な判断や意思決定を行うためのデータを収集し分析すること
  • デジタルで経営に変革をもたらすDX(デジタルトランスフォーメーション)の促進にも寄与する
  • データドリブン経営の加速やデータのバックアップの効率化など、企業にもさまざまなメリットをもたらす
  • 企業の資産であるデータを有効活用するための環境構築として、今後多くの企業が課題として取り組むようになると考えられる

 

 

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