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【資格は必要?】転職の選択肢として有効なインフラエンジニアとは

 2018/11/29 IT/Web派遣コラム この記事は約 12 分で読めます。

一般的にはあまり知られていませんが、IT業界には「インフラエンジニア」という職種が存在します。

いわゆる“ITエンジニア”の一種です。

現在ではインフラエンジニアが非常に重要なポジションとして脚光を浴びています。

 

どうしてインフラエンジニアは脚光を浴びているのでしょうか。

 

インフラエンジニアとはどのような職業なのか、そして転職の選択肢として有効な理由について、その市場価値やキャリアパスを詳しく説明していきます。

 

 

Contents

まずは「インフラ」の意味を知っておこう!

インフラエンジニアを説明する前に、まずは「インフラ」の意味を理解しておく必要があるでしょう。

インフラとはインフラストラクチャー(Infrastructure)の略語で、直訳すると「下支えするもの」「下部構造」という意味です。

 

一般的な意味でのインフラ(公共インフラともいう)は、電気やガス、上下水道、鉄道や電話といった社会生活を送る上での基盤となる公共サービスを指し、国民福祉の向上と国民経済の発展に必要な公共施設のことも指します。

 

ただし近年では、国民の生活に欠かせない公共性をもつインフラとして「インターネットを含める」といった考え方も出てきました。

つまりIT業界におけるインフラエンジニアとは、ITインフラの構築や保守、運用を担うエンジニアのことを指すのです。

つまりインフラエンジニアとは、ITインフラのネットワークを“デザイン”する仕事と言ってもいいでしょう。

 

「インフラエンジニア」の仕事を大まかにいうと?

インフラエンジニアの仕事は、大まかにいえばITインフラの構築や保守・運用です。

実はインフラエンジニアというのは大きな分類であり、具体的には以下の3職種に分類することができます。

  • ネットワークエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • データベースエンジニア

ただ、今回の記事ではデータベースエンジニアについて詳しく言及することは避けます。

もちろんデータベースの構築も重要なポジションではあるのですが、サーバーエンジニアが兼務することが多いため、個別に分類されないケースもあるためです。

 

 

インフラエンジニアの仕事内容は大きく分けて3つ

インフラエンジニアは、プログラミングといったシステム開発系エンジニアと異なり、ITインフラの構築や保守管理という表立って企業の売り上げに貢献する職種ではありません。

しかし、インフラエンジニアがいなければ企業活動が滞ってしまう“縁の下の力持ち”といった存在なのです。

では、そんなインフラエンジニアの主な3種類の仕事内容について、説明します。

 

インフラを設計する

IT業界では、ITインフラを設計するために目的を設定します。

この目的を達成するために、その機能やシステムについて「要件という名目でリストアップしていくのです。

 

要点定義」と呼ばれる作業なのですが、これを元にプロジェクトチームを構成する複数のインフラエンジニアで設計書を作成していきます。

これは1人のインフラエンジニアしか、構築するインフラ環境の全体図を把握していないといった事態を未然に防ぐ目的として作成されるのです。

この要点定義には

  • インフラがどのようなシステムとなるか
  • このインフラを構築するには、どの程度の予算が必要か
  • インフラ構築が完了するまでのスケジュール感はどのようなものか

といった内容が記載されます。

 

インフラを構築する

作成されたITインフラの設計図を元に、必要な機器やソフトウェアを調達し、実際に構築作業を行います。

IT系エンジニアであるインフラエンジニアは、どうしてもデスクトップ上での作業に終始するといったイメージがありますが、そうではありません。

 

実はインフラの構築過程では、インフラエンジニアも体力仕事を担当します。

たとえばインフラ構築に必要な機器を現場に搬入する作業。

必要に応じて機器を現場で組み立てたり、取りつけ・接続を行ったり、身体を動かす作業も担当するのです。

 

ITインフラ構築の準備が整ったら、調達したソフトウェアのインストールや設定、場合によっては機能を追加するといった作業もインフラエンジニアの仕事になります。

 

インフラを保守・運用する

ITインフラが構築され、動作テストでシステムの機能や限界点をチェックし、問題がなければ本格運用となります。

しかし、インフラエンジニアの仕事はこれで終わりではありません。

ITインフラが運用をはじめたら、インフラエンジニアは

  • 24時間365日そのインフラに障害が発生しないか
  • 設計されたITインフラのキャパを超える稼働容量となっていないか
  • インフラが原因ではない障害を切り分けるといった保守・運用の作業

を行います。

 

インフラエンジニアへの転職に必要な資格

企業にとって、欠かすことができない重要なポジションのインフラエンジニアですが、そのスキルを有している人材が不足しているのが現状です。

もし、インフラエンジニアとして採用されるためには、どのようなキャリアパス(資格や業務経験)が求められるのでしょうか。

 

ciscoの技術者認定資格

インフラエンジニアのうち、ネットワークエンジニアに関してはコンピュータ同士を接続するための機器やサーバーに関する知識が必要です。

ただ、このようなスキルは、たとえ実務経験が豊富であっても一般の企業では理解されにくいことがあります。

そのため、転職にあたってはネットワーク機器の知識や技術を有していると認定される「ciscoの技術者認定資格」を持っていると有利です。

とくにCCNA(Cisco Certified Network Associate)は、ネットワークエンジニアとして取得していることが最低条件と言われています。

 

LPI認定試験「LPIC」

一方、インフラエンジニアのうちサーバーエンジニアは、LPI認定試験LPIC(Linux Professional Institute)」の資格を取得していることが必須です。

このLPICでは、LinuxというOSで使われるコマンド操作サーバー設定の方法などの知識が問われます。

現在では、クラウドコンピューティングも身に着けなければLPI認定資格の取得はむずかしいため、企業はインフラエンジニアとして採用する際に資格取得をチェックするのです。

 

【参考書籍】インフラエンジニアの勉強本はこれだ!

それでは、インフラエンジニアの資格取得、そして就職・転職に向けて、どのような勉強をすればいいでしょうか。

現状では、やはり資格試験をターゲットに絞った勉強本(参考書、問題集)で行うのが効率的です。

インフラエンジニアの資格取得におすすめの勉強本を3冊ピックアップしてAmazonのWebサイトを紹介しますので、参考にしてみてください。

 

『1週間でLPICの基礎が学べる本 第2版 (徹底攻略) 』(中島能和・著/インプレスジャパン・刊)』

LPICの試験対策本は、ほとんどが試験範囲についての解説のみで初心者が理解するのが非常にむずかしいのですが、この勉強本は事前に基礎固めを行うことができます。

 

『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』(みやたひろし・著/SBクリエイティブ・刊)

ネットワークに関する基礎知識を学ぶことができる勉強本です。

インフラエンジニアに必要なITインフラの構築や基礎的な技術、設計方法が非常にわかりやすく解説されています。

 

『インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識』(佐野裕・著/シーアンドアール研究所・刊)

現場で役に立つ知識や技術が身につく勉強本です。

実務経験によって得たスキルを、よりステップアップさせるために知っておくべき知識・技術のノウハウが収録されています。

 

これらの解説書・対策本のほか、ネットワークエンジニアやシステムエンジニア向けに出されている参考書の関連記事なども参考にしてみるといいでしょう。

 

気になるインフラエンジニアの平均年収と“やりがい”

インフラエンジニアとして転職を考えている人にとって、気になるのはどのくらい稼げるかということになるでしょう。

需要が増しているインフラエンジニアの平均年収はどれくらいか、仕事の“やりがい”はなにかご説明します。

 

インフラエンジニアの平均年収は460万円。ただしフリーになると……?

転職情報サイトの調査によると、インフラエンジニアの平均年収は以下のようになっています。

 

  • ネットワークエンジニア:460万円
  • サーバーエンジニア:468万円
  • データベースエンジニア:451万円

 

いずれも大きな偏りがなく、平均すると460万円前後というのが相場となっているようです。

ただし、これは株式会社に正社員として転職した場合の平均年収であり、フリーランスのインフラエンジニアでは少し状況が異なります。

フリーのインフラエンジニアは案件ごとの契約となりますが、相場として月単価で60~80万円といわれています。

つまり年収に換算すれば、なんと720~960万円となるのです。

企業に正社員として勤めるインフラエンジニアに比べ、およそ1.5~2倍ほどの年収となるのです。

 

もちろん、フリーは案件を獲得する営業力や自分のスキルをプレゼンする能力が必要となります。

このようなコミュニケーション能力に自身があり、インフラエンジニアとしての知識・経験が豊富であるという自信があるなら、独立開業するという選択肢も有効でしょう。

 

インフラエンジニアとしての“やりがい”はどこにある?

インフラエンジニアは構築したITインフラが稼働して、保守・運営のタームに入ったら、繁忙期はすぎることになります。

このタイミングで、運用中のインフラのトラブルシューティングに備えるわけですが、そのための対処法を勉強する時間に充てることができます。

つまり業務時間中に自分のスキルをアップさせることができるのです。

これをインフラエンジニアの“やりがい”として自己投資できるかどうかが、キャリアパスできるかどうかの分岐点になります。

 

転職の志望動機を書くにあたって押さえておきたいポイント

インフラエンジニアとして転職活動するには、志望動機を書く必要が生じます。

どういったポイントを押さえればいいのでしょうか。

ここでは、インフラエンジニアが転職する際に志望動機を書くポイントについて説明します。

 

「なぜ、この企業を希望したのか」を明確にする

どの業界でも、転職する際に書く志望動機は基本的に同じです。

わざわざ説明するまでもありませんが、重要なのは「なぜこの会社を志望したのか」という志望理由。

インフラエンジニアを求めるIT企業は多数存在します。

そのなかで、あえてその会社を選んだ理由を明確にしておくことは、採用担当者の心証を良くするために必要なことです。

 

「なぜインフラエンジニアを志望したのか」を明確にする

また、採用担当者は転職希望者に対して、自分がその仕事を選んだ理由を聞きたいものです。

「ただなんとなく」「ギャラが良さそうだから」「求人情報が出ていたから」といった漠然とした理由ではいけません。

志望する企業の業務内容を精査し、インフラエンジニアが必要かどうかを考え、必要としているなら自分を売り込む努力が必要です。

 

新卒者・未経験の場合の書き方

新卒者や未経験者の場合は自分のこれまでの経験や、現在のスキルを明確にしましょう。

そして、新天地でインフラエンジニアとして、その会社にどういう貢献ができるかをしっかりアピールしてください。

努力を惜しまないで仕事を頑張るのは当然のことです。

間違っても「一生懸命頑張る」「努力を惜しまないといった精神論を記入しないようにしましょう。

経験はないにしろ、ここでも具体的な志望動機を書くのは効果的です。

 

トラブル解決に充実感を覚えるタイプならインフラエンジニアがおすすめ

ITインフラは企業のシステムにとって根幹となるもので、稼働している状態が当たり前と思われがちです。

つまり企業が求めるITインフラは、ネットワークやサーバーに関して完璧を求められてしまいます。

しかし、ITインフラは保守・運用が不可欠トラブルというのはどうしても発生してしまうものなのです。

インフラエンジニアは、こうしたトラブルシューティングを通じてユーザーに喜ばれることに充実感を覚えるタイプの人には、まさに天職と言える業種。

求人需要も多いインフラエンジニアに、ぜひ挑戦してみてください。

 

まとめ
  • インフラエンジニアの仕事内容はインフラの設計・構築・保守・運用
  • インフラエンジニアとして転職するには、CCNAやLPICの資格を取得しておくことが不可欠
  • 資格取得の参考書も多数発売されている
  • 正社員のインフラエンジニアは平均年収460万円前後だが、フリーになると人によっては720~960万円も稼げる

 

 

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