Special Talk | 特別対談

就業後やその先のキャリアを見据えたサポートで、長期のキャリア形成を可能に

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パーソルテクノロジースタッフには、複数の就業先でお仕事をし、何年も継続的に就業いただいている方が多くいらっしゃいます。「派遣だと、長期間は働けないのでは?」と懸念される場合もありますが、当社では、今だけをみた「点」としての仕事紹介ではなく、先も見据えた「線」でのキャリアを意識したご支援を行っています。

今回は、当社から複数の就業先でお仕事を継続いただいているエンジニアの小倉さんと、小倉さんを担当させていただいているキャリアアドバイザー・澤山さんにお越しいただき、希望通りの就業先で長期就業できたポイントについて伺いました。

エンジニアとしての長いご経験を活かしつつ、より希望に近い「はたらき方」のご提案を意識した

――まずは澤山さんのご経歴について教えてください。

澤山:私は2013年に新卒として入社し、1年目からキャリアコーディネーター(当時の呼称)として機電領域を担当していました。本日お越しいただいた小倉さんとはその頃、初めてお話をさせていただきました。その後、営業を志望し、大宮で2年間勤務した後、昨年から再びキャリアアドバイザーとしてエンジニアの方のサポートをさせていただいております。

――小倉さんのご経歴や現在の業務について教えてください。

小倉:機電系(機械・電子・電気系など)のエンジニアとして働いています。もともと楽器業界でアンプなどを扱っており、その後は自動車業界に長くいました。電動パワーシートやエアバッグなどの回路や評価をやっていました。そこから携帯電話やデジタルカメラにも携わり、産業機械や医療機器なども扱ってきました。

――ずっと機電系のエンジニアをされているのですね。

小倉:そうですね。私は今年で還暦を迎えるのですが、20代後半からはずっと特定派遣会社の社員として働いてきました。パーソルテクノロジースタッフさんにお世話になってからは、一般派遣に働き方を変え、これまでに2社ご紹介いただきました。還暦だし、もう難しいかなと思ったら澤山さんが紹介してくれて、とても感謝していますよ。

【注】現在では法改正により制度上の「特定派遣」「一般派遣」の区別はなくなり、新たな許可基準に基づく許可制の「派遣」として一本化されている。
以前でいう特定派遣は、派遣会社の正社員となり、その後に別の会社へ派遣社員として派遣される形態のこと。

――特定派遣と一般派遣の違いについて教えていただけますか。

澤山:特定派遣での働き方は、正社員であるため、仮に契約が終了してもその後しばらくは給与などが保証されるメリットがあります。一方で、たとえば遠方など望んでいない案件にアサインされてしまい希望の働き方が実現できないケースもあります。
次に一般派遣での働き方では、働く人自身の希望に沿った条件の仕事を選べるというメリットがありますが、より自律的にキャリアを考える必要があります。

――小倉さんは当初、特定派遣ではたらかれていましたよね。一般派遣に変えられた理由は何だったのでしょうか。

小倉:もう歳も歳だし、一般派遣でもいいかなと。それに給料のこともありました。一般派遣のほうが給料が高い場合も多いので。

――勤務地等の条件面や自由度でのメリットは感じましたか。

小倉:勤務場所は正直、どこでもよかったです。過去には秋田で働いていたこともありますよ。近い方が助かりますけどね。昔は交通費も出ませんでしたし。今は、パーソルテクノロジースタッフから交通費が支払われるようになったので、それはありがたいです。
自由度に関しては、会社によっても違いますが、特定派遣だと派遣元の会社に月1で顔を出さないといけないとか、そういう縛りがあったりもしますね。正社員なんだから、相応の規範を求められます。そういうのが好きな人はいいんでしょうけど、私は集団行動が苦手なんで(笑)。

信頼関係を育んだキャリアアドバイザーの適切な「距離感」

――現在、パーソルテクノロジースタッフからご紹介させていただいたお仕事に就業されていますが、どんなご希望を出されたのでしょうか。

小倉:包み隠さず言うと、単純に時給ですよね、やっぱり。仕事内容はあまりにも自分のスキルとかけ離れているものでなければ問題ありませんでした。私の希望条件は、何よりもまずは報酬が希望額以上であることでした。

澤山:金額面でのご希望を強くいただいたので、基本的にはそれに即した案件を探しました。ただ、最初に私が担当させていただいたときは力不足でなかなか見つからず、一旦は他社の特定派遣で就業されたのです。

小倉:そうそう。そこが終わった後に、パーソルテクノロジースタッフのキャリアアドバイザーさんが担当についていただいたんです。その時は澤山さんとは別の方がご担当でした。

澤山:ちょうど私が大宮の営業に異動した頃でしたね。そこでそのキャリアアドバイザーから紹介させていただいた会社へ小倉さんは就業されました。

小倉:その時は、時給を聞いたら結構良くて、でも自分の経験等を考えるとさらにもうちょっと頑張れないか希望を出してみたんですよ。そうしたら交渉していただいて、少し上がりました。これはすごいなと。この努力に応えないわけにはいかないぞと。

澤山:もちろん、交渉がすべて通るわけではありません。ただ、優秀なエンジニアの方は企業も熱心に探していますから、我々も交渉を頑張ることができるんです。

――そこで2年勤務された後、また当社から別の企業に就業されました。

澤山:今年の7月のことですね。私もキャリアアドバイザーに戻っていましたので、担当を引き継いでご紹介させていただきました。

――小倉さんから見て、澤山さんの印象はいかがでしたか。

小倉:物腰もソフトで面倒見も良いし、いわゆるゴリ押し営業みたいな感じじゃなくて、とても好印象ですよ。私自身も集団行動が苦手なタイプだから、適切な距離感を保ってくれる人はとてもやりやすいんです。

澤山:ありがとうございます。小倉さんは希望条件が明確でしたので、お声がけさせていただくからには、ちゃんとそれに沿うお話を持っていかなければならないと考えていました。その点を「距離感」として評価いただけたのかなと思います。

就業後やその先のキャリアを考えてしっかりとサポート

――小倉さんがこれまで長期間就業できている理由はどこにあるのでしょうか。

小倉:私などは経験が長いので、いろいろな仕事に対応できるというのもあるでしょう。仕事は、結局のところ「人と人」なので、職場ではよい関係性を築いていけるよう、柔軟な姿勢で臨むようには心がけていますね。

澤山:ご希望をいただいたからといって、ただご紹介するのではなく、就業した後のことや、その先のキャリアもしっかり考えることが大事です。また、就業先には営業担当がつきますので、就業後もしっかりとサポートさせていただいています。派遣会社は弊社だけではありません。スタッフさんにも選択肢がある中で弊社を選んでいただくためには、そこを最大限やっていかないといけないのです。

――小倉さんもそうですが、スタッフさんとの長期的な関係を築く上で澤山さんが心がけていることは何でしょうか。

澤山:何より相手の方のお話をよく聞くことです。条件などご希望はもちろん伺いますが、それがどこから来ているものなのか、なぜそう思われるのかまで考える必要があります。そこまでしっかり考えてコミュニケーションすることで初めて、信頼していただけるのだと思います。
実は私が一時、営業を志望したのもそれが理由なんです。就業先でスタッフさんのサポートをさせていただくのは、当時は営業の仕事でした。営業を経験することで、そこまで考えが至るようになったと思います。

小倉:すごいですね。大変な仕事をされていますね。そのおかげで、この歳なのに就業先を見つけてきてくれるんだから、ありがたい話ですよ。

――今後、こうしていきたいと考えていることはありますか。

澤山:今後も、スタッフさんが持っている多様な「背景」・「価値観」をきちんと捉えた上で、適切なご提案を進めていきたいです。また、ご就業開始後もサポートを続け、キャリアについてスタッフさんと共に考え、創り出していけるパートナーのような存在でありたいと思っています。それが「点」ではなく「線」としてのキャリア形成だと考えています。

※本文中に記載の社名・部署名等は取材時点のものです(2019年9月25日時点)

工業大学卒、電気系エンジニア

小倉 誠司

アナログ回路は真空管から、デジタル回路は汎用ICの創成期より設計業務に携わる。家電、産業機器に囚われず多品目に対応可能。とりわけ自動車関連の仕事が多く、設計開発及び評価業務の経験豊富。現在は、医療機器関係の業務に従事中。
将来は可能であれば宇宙開発関連業務に従事したい。

パーソルテクノロジースタッフ株式会社 
人材開発部 東日本機電グループ

澤山 裕人

2013年 インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。入社後は事務派遣へ配属、6か月後に機電エンジニア領域におけるキャリアコーディネーターへ異動。その後、大宮エリアの営業を担当し、経験の幅を広げる。2017年、経営統合によりパーソルテクノロジースタッフへ社名変更を経て、2018年にキャリアアドバイザーへ異動となる。機電領域、東日本のエリアの法規対応や交通費対応プロジェクトへも参画し、今年度は自身のキャリアアドバイザー業務に加え若手キャリアアドバイザーの育成も手がける。
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