自由自在にランタンやライン照明に変化。ロープのようなLED「Luminoodle」の着眼点がスゴかった![モノ×ワザ特集2]

世の中の照明機材にはさまざまな形状や使用目的がありますが、多機能に使えれば使えるほど便利ですよね。

手元から広範囲まで、自在に照らす範囲が変えられることや、両手が自由に使え、どこにでも持ち運べるなど、そんな機能を持った照明はどんな形のものを想像しますか?その一つの回答が「Luminoodle」です。

どこでも使えるパワフルライト。使い手の想像力でその魅力は何倍にも膨らむ!

防水機能、伸縮性、そして強烈な明るさを兼ね備えた”Luminoodle”は、吊るすことができ、あらゆるものに巻きつけることができる世界初のライトです。

意外にも難しいテクノロジーは使われておらず、どんなユーザーでも簡単に使いこなせるところがポイントの便利アイテム。まるで、SFに登場する秘密道具のように使えこなせるという製作したエンジニアの遊び心も感じられます。

作り手の発想力と着眼点に注目!「Luminoodle」のテクノロジーはシンプルすぎるほど原始的だった

“Luminoodle”の本体は、USBケーブルと磁石が巻きつけられたロープ1本のみ。付属パーツも、ロープをカスタマイズする「ヌードルタイ」と「ランタン用バック」の2つ。ものすごく原始的な作りにも関わらず、私たちをワクワクさせてくれるエンジニアの発想力と着眼点に脱帽です。

“Luminoodle”の要は、152.4cm (5フィート)の光輝くLEDロープ。明るさを表す輝度は180ルーメンで、年末に街でよく見かけるクリスマス用ライトの10〜20倍の明るさ。開発者のライト氏によれば、この180ルーメンという明るさが”Luminoodle”の特徴であり、人気の鍵なんだとか。

開発者のライト氏談

『僕らはたくさんいろんな使い方をして遊び、180ルーメンが重要な明るさだって気がついたんだ。ちょっとばかり「やりすぎ」って言われる明るさだけどね。”Luminoodle”に似た商品(例えば高級なクリスマス用ライト)はたくさんあったんだけど、それらは明るさを追求していなかったんだよね』

さらに、ライト氏は防水機能も”Luminoodle”の魅力だと語ります。

『防水の”Luminoodle”は、自宅はもちろんアウトドアで真価を発揮するよ。使いかたの候補としては、テントの屋根に貼り付けたり、雨の日に傘を明るくしてもいいね』

防水の秘密はシリコン。高純度の細かなシリコンチューブでLEDライトをコーティングし、浸水を防いでいます。”Luminoodle”は、完全防水カメラと同規格のIP-67。約1メートルの水中に落としてしまったとしても、30分間は光り続けられます。

国内外で人気! “Luminoodle”はSNS上でさまざまな反応が飛び交う

▽国内におけるSNSでの反応

日本ではまだまだ知名度は低い”Luminoodle”。しかし、一度その存在を知った人々は、開発者の柔軟な発想に驚き、興奮しています。

▽海外におけるSNSでの反応

“Luminoodle”って、どんだけ賢いの?!?

“Luminoodle”は超かっこいいね!LEDはもっといろんな方法で人生を明るくしてくれるよ

“Luminoodle”は最高ね。クリスマスプレゼントとして購入しようかしら。

「Cool」「Awesome」「Brilliant」など、一言で感動を表すユーザーが多い海外。実際に”Luminoodle”に投資する人も多くいます。

ハイテクを駆使するばかりではなく、適材適所で発想力が求められるのもエンジニアの仕事

意外にも”Luminoodle”には難解なテクノロジーが使われず、非常にシンプルな技術のみで構成されていることがわかりました。シンプルなだけに、あらゆるユーザーが手軽に使いこなせる、まさに優れたエンジニアの着眼点が垣間見れたのではないでしょうか。

エンジニアの仕事は多岐に渡り、それはハイテクを駆使するばかりではなく、適材適所でさまざまな発想力が求められる今回の事例でよく現れていると思います。

出典:
kickstarter
camptrend

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