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機械→制御など、領域を跨いだIoT関連のキャリアチャレンジは3年で40名超

2020年12月23日 調査

パーソルテクノロジースタッフ IT&ものづくりエンジニア意識調査
「現在の職種以外で、はたらく可能性がある」およそ80%
ものづくりからコトづくりへの変化により、
ITエンジニア⇔ものづくりエンジニアの境界線はあいまいに

機械→制御など、領域を跨いだIoT関連のキャリアチャレンジは3年で40名超

総合人材サービスのパーソルグループでIT・ものづくりエンジニアの人材派遣を手掛けるパーソルテクノロジースタッフ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:正木 慎二、以下パーソルテクノロジースタッフ)は、ITエンジニアおよびものづくりエンジニアを対象に、コロナ影響を受けて今後の転職およびキャリア領域についての意識が変化したかを調査いたしました。

近年進むIoT化によりセンシング技術に欠かせないIoT・制御のニーズが高まっていることから、機械系エンジニアをIoT領域で活躍可能な組込み系エンジニアへキャリアチェンジするための教育研修を行うメーカーなども見られるなど、エンジニアのキャリアチェンジ加速が予測されます。

そこでエンジニアは今後のキャリアについてどのような領域を検討しているのか調査を行ったところ、約8割のエンジニアは現在就いている職種以外にも興味があり、またIT・機電領域のエンジニアは相互に興味が高いことが分かりました。

主な調査結果

  1. コロナ禍をきっかけに転職を検討~実行したエンジニアは22%
  2. 8割は現職種以外も転職可能性があり
  3. 他職種への興味では、ITエンジニア→ものづくりエンジニア(18.7%)、
     ものづくりエンジニア→製造系(17.0%)に次いでITエンジニア(15.4%)が高い。

<調査概要>

  • 調査期間:2020年10月15日~10月17日
  • 対象 :関東・東海・関西エリアに在住している20~60代のIT・機電領域エンジニア1000名
  • 調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

調査 5人に1人はコロナ禍で転職を検討あるいは活動を開始

新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、転職を検討~実行したエンジニアは全体の22%になりました。そのうち64%は1年後もしくは時期未定で、なんとなく転職を検討していますが、既に転職済みもしくは1年以内に活動開始予定で具体的に検討している人が36%いることが分かりました。

新型コロナウイルス感染拡大後にパーソルテクノロジースタッフの採用選考を受けたエンジニアも、「在籍している企業の取引顧客や業界が限定で経営への不安」を感じる方や、「特定企業・業界の仕事から得られる自身の技術が限定的になってしまう」といった理由で転職を希望される方が増加しています。派遣ならでの「転職せずにさまざまな業界・企業・領域にチャレンジできる」環境や、「在宅勤務を経験したことで、より柔軟なはたらき方を求めて機電領域からIT領域へチャレンジしたい」エンジニアが増加しています。

「現在の職種以外ではたらく可能性がある」76.2%
ITエンジニアとものづくりエンジニアは相互に興味が高い

エンジニアのうち76.2%は現在就いている以外の職種に今後就く可能性があるとしています。(右図)興味のある職種については、ITエンジニアの1位は「ものづくりエンジニア」。また、ものづくりエンジニアの1位は製造系、2位はITエンジニアとなっており、相互に興味が高いことが分かります。(下図)

エンジニアのキャリアチェンジが加速する理由

ものづくりからコトづくりの時代へ変化。IoT化により、ITとものづくりの技術の境界線はなくなる傾向に
3年間で2つの領域をまたいだキャリアチェンジを行ったエンジニアは40名を超える

ITと機電領域でそれぞれに興味を持つのは、ここ数年の技術革新により両者の境界があいまいになっていることが理由の一つとして考えられます。ここ数年、ものづくりからコトづくりの時代へ変化し、そのプロセスにおけるAI化やロボットによる自動化も進んでいます。それにより人間はただプロダクトを作るだけではなく、「どのような体験を提供するのか」を考えたものづくりをすることが求められるようになっています。 例えば、これまで自動車の内装樹脂部品設計を行っていたエンジニアが「自動運転がレベル4※1になれば車内空間は何が必要になるか」ということを考えるようになると第5世代通信関連の知識が必要になったり、自動運転技術に関わってきたエンジニアが「のっとり運転」対策のためにセキュリティ関連知識への興味が出たり…と、自身が担当するプロダクトや領域においてスペシャリストを目指そうとすると、関連する技術分野がITか機電領域のいずれかに分類することが難しくなっていく傾向が高まっています。

※1…国土交通省が示す自動運転レベル4では、限定地域などでの無人自動運転移動が可能となる特定条件下における完全自動運転を指す。2020年11月に世界初となるレベル3の型式指定を自動車メーカーが取得し、高速道路等一定条件下での自動運転モード機能を有する自動車が今年度中に発売予定と発表。

また、シミュレーションの進化やモデルベース開発(MBD)の導入が進んでいることから、パーソルテクノロジースタッフでもこれまでCADによる機械設計を中心に行っていた機械系エンジニアがIoT関連の制御・組み込み領域へキャリアチェンジしたり、C言語スキルを保有するITエンジニアが制御系エンジニアとして活躍したりするケースが増えており、領域を跨いだキャリアチェンジを実行したエンジニアはこの3年で40名を超えました。今後も国内IoT市場の拡大とともにニーズは拡大していくと考えられます。

パーソルテクノロジースタッフのエンジニアキャリアチェンジ支援

担当プロダクトや領域市場ニーズや興味に合わせた柔軟なキャリアチェンジを実現
IoT領域に挑戦したい機械系エンジニア向け研修を実施

パーソルテクノロジースタッフでは、IoT領域への挑戦を希望する機械系エンジニアを対象に最短2カ月半の研修を通したキャリア支援を行っています。これまで、ITとものづくりの両分野におけるキャリア支援を行ってきた実績に基づいたカリキュラムを通して、今後も業界ニーズの拡大やエンジニア自身の方向性や興味関心などに合わせて、さまざまな業界で就業し経験を積みたいエンジニアのキャリアを支援してまいります。

IoT・制御・MBDエンジニアの活用を検討中の法人の方

パーソルテクノロジースタッフ株式会社について

https://persol-tech-s.co.jp/

パーソルテクノロジースタッフ株式会社は、IT・ものづくりエンジニアの人材派遣サービスを提供しています。テンプスタッフ・テクノロジーとインテリジェンス派遣部門の経営統合により、2017年1月よりパーソルテクノロジースタッフ株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

「PERSOL(パーソル)」について

https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」をはじめ、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、オープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」、クラウド型モバイルPOSシステム「POS+ (ポスタス)」などのサービスも展開しています。