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コラム

2024.04.19

バックエンドエンジニアとは?仕事内容やスキル、他のエンジニアとの違いを解説

デジタル化の進展により、Webサービスの需要は増加しています。それとともに、システム開発などを担う「バックエンドエンジニア」の需要も増加しており、気になっている方もいると思います。
一方で、

  • バックエンドエンジニアの仕事内容は?
  • 他のエンジニア職との違いは?
  • 必要なスキルや知識は?
など、さまざまな疑問を持つ方も多いと思います。
この記事では、バックエンドエンジニアの仕事内容や年収、魅力、フロントエンドエンジニアとの違い、求められるスキルなど、幅広くご紹介します。

監修:大畑 健一(おおはた けんいち)

パーソルクロステクノロジー株式会社
採用・教育統括本部 ICT採用本部 キャリア採用部 2G
メーカーや教育、キャリア系を中心にネットワークエンジニアの経験を持つ。
2020年10月にパーソルクロステクノロジー(旧パーソルテクノロジースタッフ)に入社。
2022年4月から現在の部署にて中途採用エンジニア向けの広報を担当。

バックエンドエンジニアとは?

バックエンドエンジニアとはどのような職種なのか、どのような役割を担っているのかについて詳しく解説します。

バックエンドエンジニアとその役割

バックエンドエンジニアとは、サーバーサイド全般の業務を取り扱うエンジニアのことです。Webサイトを利用するユーザーには見えないウェブサービスやアプリケーションの裏側で、システムの要件定義から設計、開発、運用までを担当します。 バックエンドエンジニアはデータ処理、保存、サーバーとクライアント間の通信などを担当しています。ウェブサイトにアクセスし、画面に表示される情報がどのように提供され、処理されるかを管理・運用するのが役割です。

例えば、ウェブサイトでログインボタンをクリックしてログインできたり、ショッピングカートの商品合計を計算して決済処理を行ったりするシステムを構築します。

バックエンドエンジニアは、見えない部分で重要な役割を担う、ウェブサイトの基盤を支える鍵となる存在です。

平均年収

バックエンドエンジニア(サーバーエンジニア)の年収は454万円と民間企業平均と比べると少し高くなっています。 経験やスキルによって変わるため、努力次第で高年収を目指せる職種です。プロジェクトマネージャーへ昇進した場合などは、大手企業であれば1000万円以上の年収も期待できます。

【関連記事】
■バックエンドエンジニアの年収について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
バックエンドエンジニアの年収は?1000万を目指す方法や必要なスキルを解説
【参考文献】「サーバーエンジニアとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説」doda

バックエンドエンジニアの仕事内容

ここでは、バックエンドエンジニアが具体的にどのような業務を行っているのか解説します。主に以下の4つです。

  • サーバー構築
  • データベース構築
  • プログラム開発
  • 保守・運用

サーバー構築

必要なサーバーのハードウェアを選んで、設計と構築を行います。近年では、クラウドサービスを利用するケースも増えていて、その柔軟性が高まっています。Webサーバーやデータベースサーバーなどに必要なミドルウェアのインストールと設定もこの段階で行われます。通常、バックエンドエンジニアがこのインフラ環境に責任を持つことが多いですが、大規模なプロジェクトでは専門のインフラエンジニアが関与することもあります。

データベース構築

データベース構築は、システム運用に不可欠なプロセスであり、最適なRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)を選択し、膨大なデータを効率的に管理することで、必要な情報をスムーズに取り出すことができます。
代表的なRDBMSには以下のものがあります。

  • Oracle Database
  • MySQL
  • PostgreSQL
  • Microsoft SQL Server
近年ではクラウド型データベースサービスも多く利用されています。データベース構築は、Webサイトの運用に必要なデータを整理・管理する作業であり、専用ソフトウェアを使用して行われます。

プログラム開発

バックエンドエンジニアは、GO、Python、C#、Javaなどのプログラミング言語を使用してシステム開発を行います。開発環境では既存のフレームワークやライブラリを活用し、作業スピードを向上させます。開発したシステムはテストを実施し、動作確認後に本番環境に移行します。
また、ビジネスロジックの実装やAPIの作成、セキュリティ機能の組み込みなど、バックエンド部分に関連するプログラムの開発も担当します。

保守・運用

サーバーやデータベースの開発が完了した後の、システムの保守と運用もバックエンドエンジニアの重要な業務です。

これには、システムの監視、パフォーマンスの最適化、セキュリティの強化、バグの修正、アップデートの適用などが含まれます。

バックエンドエンジニアの魅力

ここではバックエンドエンジニアの魅力を2つご紹介します。

  • システムの核に関われる
  • IT関連の幅広い知識が得られる

システムの核に関われる

バックエンドエンジニアは、システム全体の設計や構築に携わります。現代では、AmazonなどのECサイトやネットオークションサイトなどで多く利用されているWebサービスのコアの部分に携わることができます。つまり、バックエンドエンジニアはWebサービス作成において最も重要な役割を果たしているといえます。

IT関連の幅広い知識が得られる

バックエンドエンジニアの業務には幅広いスキルや知識が要求される上に、その技術進化のスピードは速く、日々進歩しています。そのため、常に情報をアップデートする必要があります。特に最近では、クラウドサービスの普及に対応するため、クラウドに関する知識が求められています。
またバックエンドエンジニアは、ソフトウェア開発の基盤を築く役割を果たすため、プロジェクトの立ち上げからプロダクトのリリース後の運用まで幅広い工程に携わります。
多岐にわたる工程に関わるため、多くの関係者と協力することになり、幅広い知識を得ることができます。

バックエンドエンジニアの需要・将来性

データベース関連の業務を効率化するサービスの展開が進んでいます。そのため、バックエンドエンジニアがいなくてもこのような業務が対応できるという意見もあります。
しかし、実際はそのような傾向はなく、将来性は高いと言えます。理由として以下の2つがあります。

  • 参入障壁の高さ
  • 市場規模の拡大

参入障壁の高さ

バックエンド開発には高度なプログラミングスキルやデータベース管理の知識が必要です。具体的には、JavaやPHP、Rudyといった複数のプログラミング言語の習得が必須です。また、プロジェクトによってプログラミング言語を使い分ける必要があります。

これらの専門知識を身につけるためには長期間の学習や経験が必要で、エンジニア初心者はフロントエンドから入ることが多いため参入障壁が高いと言われています。この傾向は今後も変わらないでしょう。

市場規模の拡大

デジタル化の進展により、ウェブアプリケーションやサービス開発の需要は増加しています。これらのアプリケーションやサービスのバックエンド開発は不可欠であり、その仕事領域は広いため、この高い需要は今後も継続するでしょう。

他のエンジニアとの違い

以上のような業務を担当するバックエンドエンジニアですが、他のエンジニア職との違いはどのようなものがあるのでしょうか。

フロントエンドエンジニアとの違い

バックエンドとフロントエンドの違いは、Webアプリケーションにおいて、ユーザーの目に見える部分を担当するかどうかです。Webアプリケーションはフロントエンドとバックエンドの2つに分類されます。

フロントエンドはユーザーの目に見える部分のことを指し、バックエンドはサーバーなどユーザーの目に見えない部分を担当します。フロントエンドでは画面構築から動作の実装をHTMLやCSS、JavaScriptなどを用いて進めていきます。
具体的な仕事内容は主に以下の3つです。

  • マークアップ
  • SEO対策
  • デバック
年収面では、バックエンドエンジニアのほうが報酬は高く設定されることが多いです。理由としては、バックエンドエンジニアの方が難易度は高いため、人材が集まりにくいことが挙げられます。

【関連記事】
■フロントエンジニアについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
フロントエンドエンジニアの仕事内容とは?転職に役立つスキルからやりがいまで解説

サーバーサイドエンジニアとの違い

バックエンドとサーバーサイドは、一部の役割が重複しているものの、厳密には異なる職種です。一般的には、サーバーサイドはバックエンドの一部であるとされています。バックエンドはWEB系企業に使われることが多く、主にフロントエンドからのデータを処理・保存する役割を担います。サーバーサイドは、基幹系企業に使われることが多く、サーバー側でプログラムを実行・管理します。
ただし、両者の具体的な業務内容や定義は企業やプロジェクトによって異なることが多いので確認する必要があります。

【関連記事】
■サーバーエンジニアについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
サーバーエンジニアの仕事内容とは?未経験者にわかりやすく資格やキャリアパスを解説

バックエンドエンジニアに向いている人は?

バックエンドエンジニアに適性がある人の特徴をご紹介します。以下の5点です。

  • 集中力が高い
  • 細部まで気を配れる
  • 裏方の仕事が好き
  • 学習意欲が高い
  • 保守・管理の業務を苦に思わない

集中力が高い

バックエンドエンジニアは、システムやサーバーの構築が主な業務内容であるため、長時間パソコンを使用します。そのため、作業に打ち込み続けられる高い集中力が必要になります。
また、プログラムの実装やテストなどの地道な作業が多くなります。地道な作業でも粘り強く集中して対応できる人が向いているといえます。

細部まで気を配れる

バックエンドエンジニアは、細部まで気を配れる几帳面な性格の方が向いています。システムの構築や管理をしているため、ミスをするとシステム障害へと発展してしまいます。プロジェクトの大小や納期が迫っている際にも、コードの品質を一貫して保つ必要があります。
細部まで気を配れる性格なら、注意深く丁寧に作業を進められるでしょう。

裏方の仕事が好き

裏方の仕事が好きであるという点も重要になります。バックエンドエンジニアは、裏方であるシステムの構築などの見えない部分での業務を担当します。フロントエンドエンジニアと違い、地道な作業が多くなります。
利用者からの評価を受けることが好きな方は、ユーザーインターフェースを担当するフロントエンドでの業務が向いていると言えるでしょう。

学習意欲が高い

向上心があり、学習意欲が高い方も向いています。バックエンドエンジニアは、常に業務に関する情報をアップデートする必要があります。特に最近では、クラウドサービスの普及に対応するため、クラウドに関する知識を取り入れる必要があります。また、業務範囲がサーバーやデータベースなどと幅広いため、習得しなければならない技術も多岐にわたります。
最新の技術を使用しながらより良いシステムを開発することが求められます。

保守・管理の業務を苦に思わない

保守・管理の業務を苦に思わないことも大切です。バックエンドエンジニアは、地道な作業であるシステムの保守や管理業務が大半を占めるため、これらの作業への耐性が必要です。主に以下のような業務です。

  • サーバーの管理・構築
  • データベースの管理・設計
  • システムの維持・メンテナンス
  • トラブルの復旧作業
  • セキュリティパッチの検証と実施

【関連記事】
■バックエンドエンジニアに向いている人の特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
バックエンドエンジニアに向いている人は?やめとけと言われる理由まで解説

未経験からバックエンドエンジニアになれる?

未経験からでもバックエンドエンジニアになることはできるのでしょうか。結論から申し上げると、十分になれる可能性はあるといえます。
具体的には、以下のステップを踏むことをおすすめします。

  • 必要なスキルを身につける
  • ポートフォリオを作成する
  • 求人を探す

必要なスキルを身につける

バックエンドエンジニアは、幅広い知識やスキルが求められます。そのため資格の取得などを通じて、技術を身に着けていく必要があります。必要なスキルや資格は、後ほど詳しく解説します。
必要なスキルを身に着ける方法は、主に以下の3つがあります。

  • 独学
  • プログラミングスクールへの参加
  • SNSの活用
【関連記事】
■バックエンドエンジニアの学習方法について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
バックエンドエンジニアの学習方法とは?スキルや言語について徹底解説

ポートフォリオを作成する

次に、学習したことを活かしてポートフォリオを作成します。ポートフォリオを作成することで、どのぐらいのスキルを持っているのかを証明できます。具体的には以下の要素が求められます。

  • セキュリティ対策
  • データベース
  • APIの実装

【関連記事】
■エンジニアのポートフォリオについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
伝わるエンジニアのポートフォリオの作り方!職務経歴書との違いから解説

求人を探す

最後に求人を探しましょう。経験者のみを募集対象としている企業も多いですが、人手不足や新たな視点を取り入れを図るために未経験者を積極的に採用する企業もあります。
主な会社選びのポイントは、以下の3つです。

  • 継続的に研修を受けられるか
  • 資格取得を支援してくれるか
  • 社風や労働環境は適切か
自分自身の成長やキャリアアップをサポートしてくれる会社を選びましょう。

バックエンドエンジニアに必要なスキルや知識

幅広い知識が求められるバックエンドエンジニアに必要なスキルや資格をご紹介します。

必要なスキル

必要なスキルは以下のようなものがあります。

  • データベースに関する知識
  • フレームワークに関する知識
  • ネットワークに関する知識
  • サーバーアーキテクチャに関する知識

データベースに関する知識

バックエンドエンジニアは、業務でホスティング環境の管理やそれに関連するデータベースの管理を行うため、データベースへの基本的な理解が必要です。
主に以下のスキル・知識が求められます。

  • SQLなどのデータベース言語への知識
  • NoSQLデータベース(MongoDB、Cassandraなど)の知識

全て習得する必要はありませんが、活躍の幅を広げるためにも身につけましょう。

フレームワークに関する知識

フレームワークとはプログラム開発に必要な機能をまとめた枠組みのことで、開発のプロセスの一部を自動化して、開発をより簡単にかつ迅速にするツールのことです。フレームワークを活用することで、開発を高速化しエンジニアにかかる負担を軽減できます。主に以下の5つがあります。

  • Express
  • Django
  • Flask
  • Laravel
  • Ruby on Rails

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■フレームワークについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
徹底解説|バックエンドエンジニアに必要な人気フレームワーク5選

ネットワークに関する知識

バックエンドエンジニアは、ネットワーク通信の基本的な知識を持つことも重要です。身につけることで、システム全体の全体像を俯瞰して設計や構築を行っていくことができます。主に以下の知識が必要です。

  • TCP/IPプロトコル
  • HTTP/HTTPS
  • RESTful API
  • ネットワークセキュリティ

サーバーアーキテクチャに関する知識

サーバーアーキテクチャとは、ウェブアプリケーションを構成するサーバーの配置や構造に関する概念です。サーバーを含めたインフラ部分は、バックエンドエンジニアが担当しまするため、業務に広く役立てることができます。

  • Apache
  • Nginx
  • RESTful API設計

バックエンドエンジニアに必要な言語

バックエンド開発にはさまざまなプログラミング言語が使用されます。 複数の言語を習得することで開発の幅が広がり、仕事の幅が広がります
業務で使用する可能性のある言語をいくつかご紹介します。

  • Java
  • JavaScript
  • PHP
  • Python
  • Go
  • Ruby
  • Swift
【関連記事】
■バックエンドエンジニアが扱う言語について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
バックエンドエンジニアに必要なプログラミング言語は?学習方法まで詳しく解説!

バックエンドエンジニアにおすすめな資格

バックエンドエンジニアに必要な資格は以下の5つがあります。

  • Linux技術者認定試験 LinuC
  • Ruby技術者認定試験
  • PHP技術者認定試験
  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者

Linux技術者認定試験 LinuC

LPICは、Linux技術者としてのスキルに関する資格になります。日本企業でも多くがLinuxを導入しているため、Linuxに関するスキルを要求されることは多いでしょう。

この資格は、Linuxシステムの管理や運用、トラブルシューティングなどの実践的なスキルを持つ技術者にとって、市場価値の高い資格として扱われています。3つのレベルに分けられているため、段階的に学習ができるのも強みになります。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験は、公式的にRuby言語のスキルを証明できる試験です。SilverとGoldの2つのレベルに分かれており、特別な受験資格は必要ありませんが、Goldを受験するにはSilverの合格が必要です。試験の難易度はSilverが初級レベルであり、勉強期間は1〜2ヵ月程度が目安です。Goldは中級者から上級者向けの試験であり、Silver合格後にさらなる準備が必要です。

この資格を取得することで、Rubyプログラミングの基礎知識や応用力を客観的に証明することができます。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、一般社団法人のPHP技術者認定機構が主催するPHPの技術力を証明する資格試験です。PHP技術者認定試験は、PHPの技術力を定量的に測定し、市場価値を高めることを目的としています。

この試験には初級試験、上級試験、ウィザードの3つのレベルがあります。初級試験はPHPの基礎知識を問うものです。上級試験はより実用的で応用的なスキルを問うものであり、ウィザードは、PHPのプロフェッショナルを目指す人々向けの試験です。上級試験の合格が前提となります。

基本情報技術者

基本情報技術者試験とは経済産業省が認定するプログラミングの基礎スキルがあることを証明できる国家資格であり、難易度や希少性が高いです。

また、基本情報技術者試験はIT系国家資格レベル3である応用情報技術者試験(AP)の土台として取得するのも有効です。応用情報技術者試験に合格すれば、システム開発やIT基盤構築に関する高いスキルを証明でき、バックエンドエンジニアのキャリアアップに繋がります。

応用情報技術者

応用情報技術者試験は、ITエンジニアとして応用的な知識・技能を有することを国が証明する国家試験です。応用情報技術試験では、「ITを活用した戦略立案」、「信頼性と生産性の高いシステムの構築」を自力で行える力があるかどうかが問われます。この試験は、基本情報技術者試験よりも難易度が高く、合格率は約20%です。

基本情報技術者試験にはない記述式の問題も出題されます。応用情報技術者はバックエンドエンジニアの業務領域に特化した資格ではありませんが、資格を取得することで幅広い知識を有した高レベルのエンジニアと判断されるでしょう。

キャリアパス

バックエンドエンジニアは将来性があり、需要も増加しているため、キャリアを積み専門性を上げることで年収アップが十分に期待できます。その他には以下の3つのキャリアパスが考えられます。

  • エンジニアとしての専門性を活かして転職する
  • 他のIT系の職種に転職する
  • 独立してフリーランスとして活躍する

エンジニアとしての専門性を活かして転職する

エンジニアとしての専門性を活かすことで以下の職種へのキャリアパスが考えられます。

  • フロントエンドエンジニア
  • フルスタックエンジニア
  • システムエンジニア(SE)
  • プロジェクトマネージャー
  • VPoE
  • CTO

他のIT系の職種に転職する

バックエンドエンジニアの経験を活かして他のIT系の職種へのキャリアパスも考えられます。以下の3つです。

  • ITコンサルタント
  • IT系営業職
  • エンジニアリングマネージャー(EM)

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サーバーエンジニアの仕事内容とは?未経験者にわかりやすく資格やキャリアパスを解説

独立してフリーランスとして活躍する

バックエンドエンジニアの経験やスキルを活かして、独立してフリーランスとして活躍することも可能でしょう。エンジニアの中でもバックエンドエンジニアは、バックエンドの幅広いスキルを有する貴重な存在です。
正社員として企業で実務経験を十分に積み、フリーランスへと転向するのがよいでしょう。しかし安定的に仕事を確保していくためには、営業力やマーケティングの能力が必要であることには留意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はバックエンドエンジニアの仕事内容から向いている人の特徴、必要なスキルまで幅広く紹介していきました。バックエンドエンジニアは他のエンジニア職と比べても将来性があり、需要や平均年収も高い魅力的な職種です。ご自身のキャリアパスの候補として検討してみてはいかがでしょうか。

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