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コラム

2023.12.12

インフラエンジニアに英語力は必要か?英語力を身につけるメリットや水準を紹介!

「インフラエンジニアには英語力は必要?」「インフラエンジニアにはどのレベルの英語力が求められるの?」「英語力を身につけるにはどうしたら良いか?」など様々な疑問を持った人は多いと思います。本記事ではインフラエンジニアに求められる英語力についてまとめました。インフラエンジニアをこれから目指していく人、インフラエンジニアとしてキャリアを積んでいきたいという人は是非参考にしてみてください。

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監修:大畑 健一(おおはた けんいち)

パーソルクロステクノロジー株式会社
採用・教育統括本部 ICT採用本部 キャリア採用部 2G
メーカーや教育、キャリア系を中心にネットワークエンジニアの経験を持つ。
2020年10月にパーソルクロステクノロジー(旧パーソルテクノロジースタッフ)に入社。
2022年4月から現在の部署にて中途採用エンジニア向けの広報を担当。

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアとは、サーバーやネットワークの設計・構築・運用・保守を担当するエンジニアのことを指します。「インフラ」とは「インフラストラクチャー」の略称で、「基盤」という意味があります。みなさんが一般的に使うインフラとは生活インフラのことを指し、生活に欠かせない水道・ガス・電気・交通機関などの意味で用いられることが多いです。一方で、IT業界ではサーバーやネットワークはインターネットの「基盤」であり、サーバー・ネットワークを業務領域とするエンジニアのことを、インフラエンジニアと呼びます。近年インフラエンジニアの需要は高まっており、将来性のある職種と言われています。

インフラエンジニアは英語力が必要か?

結論、インフラエンジニアには英語力は必要です。英語力を有していると仕事の幅や効率を広げることができます。具体的には外国人エンジニアとスムーズにコミュニケーションをとることができたり、システムのマニュアルを日本語訳を介さずに読むことができます。英語力を有していると仕事の幅や効率を広げることができるでしょう。以下で具体的にインフラエンジニアが英語力を身につけるメリットについて解説します。

インフラエンジニアが英語力を身につけるメリット

インフラエンジニアの方が英語を身につけるメリットについて3つまとめました。是非参考にしてみてください。

海外のIT技術のトレンドや最新情報に追いつける

IT業界の場合最新情報のほとんどが海外から発信されます。その後しばらくして日本語に翻訳されて公開されるという流れが一般的です。そのため時差があるため最新の情報に追いついているためには英語力が必要です。 特にインフラエンジニアは不具合が発生したらいち早く対応しなくてはなりません。海外製品やソフトウェアの不具合情報が英語で公開された場合、翻訳されるまで待っているとクライアントを待たせてしまうことになります。翻訳待ちをせずにいち早く業務に取り組めるようになるとエンジニアとして市場価値が一段と上がることになるでしょう。

幅広いキャリアにチャレンジできる

インフラエンジニアは顧客からの要求に応じてインフラ設計や構築などの業務や客先焼酎を行いシステムの運用・保守を行います。いずれの業務においても顧客とのコミュニケーション力が必須となっており、何が顧客の課題かを探る必要があります。 もし顧客がグローバル企業である場合、日本語が話せない従業員も多くみられます。 その際に高い英語力を有していれば、英語力を買われて、グローバルの案件や大きな案件にアサインされる可能性が高くなることでしょう。

また日本では常にIT人材が不足しているため、海外に在住しているエンジニアと共に業務を行うこともあります。その際に高い英語力を有していれば、プロジェクトを推進していく上でプラスになること間違いなしです。 他にもコミュニケーションが可能なレベルの英語力があれば、グローバル企業や海外拠点の支社でインフラエンジニア として活躍することも可能です。

転職に強い

外資系や社内公用語が英語である企業であれば、英語力があることで採用が有利に働くことがあります。特に英語力が必要なポジションであれば尚更有利に働くことは間違いなしです。例えば、日本アイ・ビー・エムや日本オラクルなど外資系の会社では転職の際に英語力が求められることもあります。また楽天株式会社やユニクロを手掛けているファーストリテイリングでは社内公用語が英語になっていて、入社までに一定程度のTOEICのスコアを取得しなければならないこともあります。また英語力を身につけておくことでより良い条件の転職先に採用の条件をクリアできたりもします。

インフラエンジニアに求められる英語力のレベル

ここではインフラエンジニアに求められる英語力のレベルについて解説します。

TOEICの点数

一般的にTOEICの点数でいうと700点以上が求められます。言語能力はTOEICだけで全てを判断するのは難しいですが、公認の試験で公正な判断基準であるため、ある程度の点数を取得していると転職や昇進の際にアピールすることができます。しかし、インフラエンジニアとして1番求められるのは技術力ですそのため、技術力をまずは身につけ、その後必要があれば積極的に英語力を身につけていくと良いでしょう。参考までに下記にTOEICのスコアのレベル感について解説します。

600点以上

600点以上のスコアがあれば、英語に対して、苦手意識はないことをアピールできます。TOEICの平均スコアは約580店程度なので、平均点に近い点数です。就職でかなり優位になるかといわれるとそうではなく、英語力をアピールしたい方は700点以上を目指しましょう。

700点以上

700点以上であれば、単純な文章や英語で書かれた業務に関する事柄も理解できるレベルです。コミュニケーションをとる際に、スラスラと話すことができなくとも調べながらであれば十分にコミュニケーションがとることができるでしょう。あくまで最低限英語を使って業務ができるレベルなので、700点以上取得した後も地道に英語力を高めていく必要があります。

英語表記の技術書を理解できるレベル

インフラエンジニアの基本業務の中で技術書は英語表記のものが非常に多いです。TOEICなどでビジネス英語を学ぶことも英語力をアピールするために重要ですが、インフラエンジニアではITに関する英単語も身につけていくことが大切です。最低限、翻訳機能に頼らず業務に参加できるようになるのがインフラエンジニアに求められる英語力です。

顧客や外国籍のインフラエンジニアとコミュニケーションをとることができるレベル

必ずしもコミュニケーションをとる際に、英語を話す必要はありませんが、読み書きを用いてコミュニケーションを取れるようになっておくと良いでしょう。現在日本はIT人材不足により多くの外国人人材を採用している企業もあります。外国人人材とうまくコミュニケーションを取り、業務を進めていくために、テキストやドキュメントベースでもいいのでコミュニケーションをスムーズにとれると良いでしょう。

英語力アップのための勉強法

ここでは英語力アップの方法について紹介します。

TOEICのスコアアップを目指す

数ある英語の資格の中でも、TOEICは公認試験であり、非常に認知度が高い試験であるため、自身の英語力を証明する材料にすることができます。特に外資系の企業を志望しているインフラエンジニアは面接の際にアピールポイントになるため、TOEICのスコアをアップさせると良いでしょう。

またTOEICは年10回・全国80都市で受験可能であるため、忙しい社会人の方でも受験しやすいです。基本的に700点以上がビジネスレベルとされ、実際に英語を用いて業務を行えるレベルとされています。以下におすすめのTOEICの勉強方法についてまとめたので是非参考にしてみてください。

独学でテキストやサブスクで学ぶ

気軽に勉強できる手段としては、書籍やサブスクを利用した勉強方法です。TOEICは毎年多くの受験者が受験するため、非常に多くの書籍が販売されています。自分の勉強方法に合った書籍を購入し、効率的に勉強していくと良いでしょう。また最近ではTOEICの勉強に役立つサブスクが多くリリースされているため、サブスクの無料期間を利用して集中的に取り組んでみるのも一つの方法です。

スクールに通う

1人ではなかなか継続して学ぶことができない方や過去に挑戦したが挫折してしまった方はスクールにて学ぶ方法がおすすめです。学校のようなスクールで一緒にTOEICを受ける仲間と切磋琢磨すれば、挫折することなく学び続けられます。またマンツーマンでレッスンを受けられるスクールであれば、モチベーションを管理してもらうことも可能です。また金額が高額であるため、金銭的なプレッシャーから集中して取り組むこともできます。 独学で学ぶ方法よりはかなりコストがかかってしまいますが、効率的に勉強し期限内までに目標スコアに達したい人におすすめです。

業務で使用する英単語を積極的に暗記する

いきなりTOEICのスコアアップを目指し、勉強するにはかなり、ハードルが高く忙しい社会人にとって難しいかもしれません。そのため、実際に業務で使われている英単語を地道に覚えていくとよいでしょう。 まずは業務で現れるエラー表示の意味を理解できるようになりましょう。エラー表示の英語を自身で調べて、理解に努めましょう。近年では自動翻訳やChatGPTの精度が高くなっているため活用しつつ、技術用語とあわせて理解していきましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?本記事ではインフラエンジニアを目指される方や既にインフラエンジニアとして活躍している方向けに、インフラエンジニアに必要な英語力について解説しました。インフラエンジニアとして成長するために英語力がいかに有効なものであるかご理解いただけたかと思います。ぜひ本記事を参考に英語力を身につけてキャリアアップしてみてください。

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