日本一ハイテクな県!?全国のIT企業がサテライトオフィスを立ち上げたがる”徳島県”の魅力[地方特集3]

徳島県は豊かな自然に恵まれた生活環境のもと、光ファイバーをはじめとした全国トップクラスの高速情報通信網が県下に張り巡らされ、また県内の幹線道路の整備も進み、徳島阿波おどり空港や徳島小松島港へのアクセスも整っています。

そんなインフラの下、四国の玄関として積極的に将来性のある先端産業を集積し、IT企業など経済成長のポテンシャルを秘めた環境が、この地でまさに整いつつあります。

今回は、環境・人材・制度などで手厚く整備されたエンジニアにとって暮らしやすい徳島県の魅力を紹介します。

Power of “光ファイバー”日本一ハイテクな県、徳島

徳島県は山間部にまで「光ファイバー網」が整っているため、この好条件のもと過疎の山里にはIT系ベンチャー企業9社がサテライトオフィスを開いています。

最も通信環境の良い県「徳島」の秘密はこういったところにあると思います。

Sansanは2007年に創業したクラウド名刺管理サービスを行うITベンチャーで、徳島県神山町のサテライトオフィスは、7LDKの空き民家の離れを改装したスペースとなっています。

実際に“神山ラボ”で働く社員からは、とても心地よい職場であるという声が届いています。

安かろう良かろう!?家賃・人件費・資材が安価で良質に手に入る”徳島の資源”

住居費はもちろん、産学連携による優秀な人材の供給など、ざまざまな制度が充実。さらには、情報通信関連産業(IT企業)に対して、新規地元雇用70万円が5年間、専用回線使用料最大2,000万円も5年間の補助金を享受できるなど、非常に手厚い補助金制度が充実しています。

“徳島”で繋がる固い絆は、こつこつと育まれた小さなコミュニティにあった

県内のIT企業のコミュニティを活性化させるために活動していた、“たからのやま”コミュニティーマネージャー・笹田可枝氏はこう語っています。

最初にハッカソンをしましょう、と県に言ったときに「徳島には、ハッカソンに出るようなエンジニアがいないので無理です」と、誰もが口をそろえて嘆いていましたね。でも、今では、”Mashup Hackathon”が徳島で開催されるまでに、ITの都市として成長しました。ハッカソンで知り合った人たちのつながりを可視化するために始めたFacebookのコミュニティーは150人ほどになりました。

事実、ITイベントを多数開催してからは徐々に徳島のIT業界の人たちがつながり、アメーバ状にコミュニティーが広がっていき、活性化していったといいます。

【まとめ】環境・人材・制度など、エンジニアが快適に過ごせる「徳島」をスライドでおさらい

出典:徳島県企業誘致ガイド

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