「調べる」って楽しい!エンジニアが子どもたちに教えたい、Google検索の軽ワザ・裏ワザ

子どもたちの知的好奇心をつぶさないよう、親がすべてを調べて答えるのは至難の業。ではエンジニアがよく知っているインターネット検索術を使ってみるのはいかがでしょうか? プログラミングの知識やエラーなど参考書には載っていない状況とつねに闘っているエンジニアには、自分で調べる力が求められます。

膨大な情報量があるインターネットのなかから、いかに効率よく自分の求める答えを探しだすために、エンジニアがよく使うGoogle検索の軽ワザから裏ワザまでをまとめました。

世界中の単位が学べる単位計算


「大さじ1って何cc?」「100平方メートルは何坪?」などの単位変換は、調べたい数字と単位を「●●は何●●?」と検索すればご覧のとおり。変換可能な単位は温度から電磁波まで30種類。なかでも海外通貨(1ドル何円?)は、なんと93ヵ国対応です。 出典:Googleウェブ検索ヘルプー電卓と単位変換

月までの距離がわかるルート案内


地図といえばGoogle Mapですが、Google Mapを開かなくても目的地までのルートを案内してくれます。たとえば検索窓に「渋谷から新宿まで」といれると、車・電車・徒歩でのナビと乗り換え情報が表示されます。さらに「地球から月までの距離」を検索すると、その距離まで教えてくれるので夢が広がります。

検索した言葉すら出てこないときの裏ワザ「*」検索


「あのアニメの有名なあのセリフなんだっけ?」と思い出そうとしても思い出せないモヤモヤ感を味わったこと、誰しも一度はあると思います。Googleで検索しようにも言葉が出てこなければ、検索しようがない!……そんなときに使いたいのが「*(アスタリスク)」検索で。例えば「*ただの豚だ」とわからない箇所に記号をいれて検索すると、関連した検索結果が出てきます。

パソコンが壊れた?と思うほど遊び心満載のdo a barrel roll


「do a barrel roll(横転しなさい)」を検索すると、急に画面がぐるっと一回転します。これは、Googleエンジニア陣の遊び心にあふれた裏ワザです。画面に酔いやすい人はご注意を!

 

手軽にプチ3D体験ができる!Google Sphere


「Google Sphere」を検索し、検索結果の一番上に表示される「Google Sphere」にアクセスすると、球体のエフェクトでパーツが回転を始めます。3Dエフェクトを使用した、ちょっとしたサプライズページです。

Googleの「o」が襲ってくる!Zerg Rush

※こちらの検索はご自身で実際に試してみてください!
※こちらの検索はご自身で実際に試してみてください

最後に紹介するのはGoogleの遊び心あふれた裏ワザ、隠しコマンドです。検索窓に「Zerg Rush」といれて検索すると……ローマ字の「O(オー)」が画面端から降ってきて検索結果を消してしまいます! これはシューティングゲームなので襲いかかってくる文字をクリックすることで消すことができます。このようなサービスまで作ってしまうGoogleエンジニアのユーモアに脱帽としか言いようがありません。

開発チームの努力が、子どもの好奇心向上につながる

日常的に情報を検索しているエンジニアだからこそ知っているGoogle検索の軽ワザ・裏ワザ、いかがでしたでしょうか。サービスを使いこなして必要な情報を効率よく調べるエンジニアの自己解決力と、そこには開発チームのちょっとしたユーモアがありました。まずは、このような楽しい検索方法から、子どもの好奇心を伸ばしてあげてはいかがでしょうか。

(執筆:小田直美)

この記事が気に入ったらいいね!しよう

いいね!するとi:Engineerの最新情報をお届けします

プライバシーマーク