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子どものしつけをアプリで改善!歯みがき習慣を楽しみながら身につける、開発エンジニアによるテクノロジーを紹介!

大人になってからの虫歯や歯周病の原因の一つとして、幼少期にどれだけ丈夫な歯を作ってきたか、という歯みがき習慣が大きく左右すると言われています。

「歯医者になんて行きたくない!」

子どもたちはみんなそう思っていることでしょう。だからこそ、小さいうちに歯みがきを習慣化できるきっかけが必要です。今回は、そんな子どもたちが楽しみながら歯みがき習慣を身につけられる、注目のアプリとそのテクノロジーを紹介します。

高度な音声検出のテクノロジーを駆使しつつも、愛らしいグラフィックが人気の『Brush Busters』

電動歯ブラシ”Sonicare”で有名なフィリップス社が、自国オランダのデザイン企業Achtung社と協力し、共同で開発したのが『Brush Busters』。クリエイティブなデジタルキャンペーンに与えられるオランダの祭典「Spin Awards」では、3部門で銀賞を獲得するという実績を誇ります。

まず、このアプリで使われているテクノロジーに注目。子どもたちがどれくらいの長さ歯を磨いていたかを認識、そこから得られた正しい磨き方などのフィードバックを子ども向けのかわいい生き物「スパークリー」が適切に伝えてくれます。

このアプリでは『フィリップス社独自開発の音声検出技術』を使用、振動音で歯みがき時間を認識するというエンジニアのこだわりを垣間見ることができます。

また「スパークリー」は、IllustratorとPhotoshopで描かれた2D画像。これをアプリ作成キット『Corona SDK』でJavaScriptとObjective Cのコードに変換し、子どもたちに愛される多彩なグラフィックとして表現されています。ここにもエンジニアのグラフィックへのこだわりやターゲットの「子ども」を意識した発想力が詰まっています。

出典:
Philips
AD AGE

Brush Busters

Brush Busters
開発元:Philips
無料
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歯を守るデジタルモーションセンサーを搭載!2児の”パパエンジニア”が産み出したゲーム感覚で磨ける『Grush』

『Grush』の生みの親であるヤン博士は、チャールズくんとデビットくんの二人を息子に持つパパエンジニア。前述の「フィリップス社」での20年を超えるエンジニア経験を活かし、サンフランシスコ・シリコンバレーで『Grush』を開発しました。

歯ブラシに内蔵されたデジタルモーションセンサー『9DoF』を活用することで、ブラシが口の中のどのポジションにあるか、歯をこするときの振り幅や強度、回転などの動作を計測することができます。すべての情報はワイヤレスで専用アプリに送信され、歯ブラシをゲームのコントローラを持つようにして楽しめるという仕組みです。

使用されている高度な技術はもちろん、それをいかにして使ってもらうか(今回はゲーム感覚)といったユーザビリティについても思考をめぐらす、エンジニアの秀逸な仕事も伺い知ることができます。

さらに、共同設立者のスキュアー氏はユーザビリティについてこう語ります。

『子どもたちに歯を磨いてもらうのはいつも大変です。子どもたちに歯磨きを押し付けるのではなく、高いスコアを取るために歯磨きをしたいと思ってもらえるように”Grush”を作ったのです。歯磨きの習慣が身につけば、子どもたちの健康に良いだけでなく、両親のストレス軽減にもつながりますからね』

また、Grushで蓄積された子どもの歯磨きデータは『Grush Cloud』と呼ばれるストレージに保存。歯科医と両親がアクセス可能であり、まさにエンジニアの技術によって子どもたちの歯を守るデータが実社会で活用されています。

出典:
indiegogo
geekbeat

Grush Toothy Castles

Grush Toothy Castles
開発元:Grush
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音楽・ニュース・知育!?普通のハブラシをスマートブラシに変えるエンジニア視点で製作した『G・U・M PLAY』

「サンスター」とデジタルクリエイティブ業界の雄である「PARTY」が共同開発した「G・U・M PLAY」は、普通のハブラシに、その動きを認識するアタッチメントを装着し、スマートフォンのアプリと連動。

小型のアタッチメントには、『加速度センサー』と『Bluetooth無線機能』が搭載されており、歯みがき時の動作をリアルタイムにスマートフォンに送れます。日々のデータ計測のため、小型化した機器と無線機能をうまく組み合わせたところに、毎日の歯みがきに特化している点を考慮したエンジニアの着眼点の良さが見てとれます。

さらにこのアプリには、歯みがきガイドや歯みがきの時間を楽しくする音楽アプリ、ニュースアプリ、歯みがき知育アプリなどが付いています。まさに「歯みがきを習慣化して欲しい」という開発エンジニアの願いが、このようなエンターテイメント機能を追加するに至った理由ではないでしょうか。

出典:サンスター

Google Play ゲーム

Google Play ゲーム
開発元:Google Inc.
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エンジニアの技術力で、子どもたちの将来の健康も守ることができる

音声検出技術やデジタルモーションセンサー、無線機能など各社のアプリには、歯みがきを習慣化させるためのテクノロジーが多数搭載されていることがわかりました。同時に、それらを開発したエンジニアの技術力と発想力は、子どもたちの歯みがき習慣のきっかけづくりという健康面にも活用され、すでに私たちの暮らしの中で浸透しています。

ひとつの技術力が発端となり、人々の課題を解決に導く施策になる。これこそがエンジニアが社会を縁の下から支えるという役割のひとつではないでしょうか。今回紹介した数々のテクノロジーは、これからもエンジニアの手によって向上していくことでしょう。今後もまだまだ、各社から登場する「歯みがきアプリ」に目が離せません。

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