エンジニアの健康を考え、月イチで野菜を支給!株式会社ゆめみの社内制度が働きやすい環境を作る!?

エンジニアの仕事といえば、既存のシステムをアップデートしたり、新しいアプリの開発をしたりするため、高い集中力と体力が求められます。

そんなエンジニアたちをサポートするために、会社独自の福利厚生や社内制度などを設けていることも少なくありません。

社員の8割以上がエンジニアという、株式会社ゆめみでは「野菜支給」や「勉強し放題」など、ユニークな社内制度が多くあります。

「健康に気をつけて欲しい」という会社からのメッセージ 「野菜支給制度」

株式会社ゆめみの野菜支給制度
▲出典:株式会社ゆめみ公式HP

どうしても生活が不規則になってしまいがちなエンジニア。
特に、集中して作業に取り組み出すと、寝食を忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。

ゆめみでも、昼食はコンビニで買ったお弁当などを、作業をしながら食べている人が目立っていたといいます。

そこで、「自分の身体のことや健康に気をつけて欲しい」ということで、毎月1回野菜を現物で支給する「野菜支給制度」が始まりました

当初は「野菜手当」とする予定でしたが、「手当では何に使うか分からないし、おもしろくない」ということで、野菜を現物で支給することに。

東京本社がある三軒茶屋で、有機野菜を取り扱っている三茶ファームと提携。
旬の野菜はもちろん、市場ではあまり手に入らない珍しい野菜を月に1度、京都、東京の両オフィスで、社員はもちろんアルバイトスタッフにまで野菜を渡しています。

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▲出典:株式会社ゆめみ公式HP
毎月、3種類の野菜セットから好きなものを1つ選ぶ

社員の健康管理なら、健康診断を徹底したりするなどコストをかければ解決するかもしれません。

しかし、ゆめみではお金を掛けた福利厚生よりも、考えに考えて生まれた制度を大事にしています。
それは、「野菜を摂ること」や「健康へ気を配って欲しい」という会社からのメッセージなのかもしれません。

野菜支給だけじゃない! 「勉強し放題」「書籍購入し放題」など独自の社内制度

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▲出典:株式会社ゆめみ公式HP

エンジニアをはじめとした社員の健康を考えて作られた「野菜支給制度」は、他の会社にはないオリジナリティあふれる制度です。

また、これだけでなく社外の研修費用を100%支給する「勉強し放題制度」というものも行っています。

会社から、社員を研修して個々のスキルをアップを促すやり方は様々です。
例えば、全員で1泊2日の研修講座を受講する。早朝に英会話教室を開く。定期的に社内勉強会などを開催するなど……
ですが、どれも会社が用意したもので、社員が自発的に参加しているわけではなりません。

ゆめみでは、自分から進んで手を上げ行った勉強に「個人の成長がある」と考えていて、勉強やセミナーなどに掛かる費用は会社から100%支給しています。

「勉強し放題制度」は、きちんと会社にフィードバックするとが条件。アウトプットすることにより、より学習効果を高める狙いがあります。
実際、この制度を使って資格を取得してスキルアップをした社員の方が何名もいるとのこと。

他にも、「書籍購入し放題制度」やリモート勤務、副業推奨など、ライフスタイルなどにあわせた仕事の進め方も可能です。
大手IT企業でも取り入れている就業時間の一部を自由に新しいアプリの作成などに使える「10%ルール」など、ゆめみ独特の社内制度があり、エンジニアをはじめとした社員の方々の仕事をサポートしています。

ユニークな制度が、エンジニアにとって働きやすい仕事環境に!?

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▲株式会社ゆめみ社内の様子

このような社内制度が多くあるのは何故か?
それは、「どうすれば社員が喜んでくれるのか」というマインドが浸透しているからこそ。

「こういう制度があったらいい」というものが1つひとつ実現していったといえます。

社内制度が発足するスピードも早く、例えば2015年10月1日から始まったゆで卵とチーズが食べ放題の「チーズ&エッグ制度」は9月30日に提案をして、翌日からスタートしたといいます。

社員のことを考えて生まれているユニークな社内制度は、エンジニアにとって働きやすい仕事環境を構築するのに役立っています

エンジニアの価値が上がっているからこそ、独自の社内制度が生まれる

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エンジニアが働いている会社は多くあります。

持てるスキルを存分に使って、世の中に新しいものを送り出しているエンジニアたち。

日々、多忙なエンジニアは、どうしても健康面をおろそかにしてしまったり、ライフスタイルを犠牲にしてしまう、スキルアップの時間がとれないなどの問題を抱えていたりします。

この流れを変えたいと、エンジニアたちを支える制度を導入している会社が増えてきています。
それは、エンジニアの価値が上がっているからこそです。

今後、技術革新などの過程で、エンジニアは必要不可欠な存在となっていくと考えられているからなのではないでしょうか。

取材協力:株式会社ゆめみ

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