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無期雇用派遣・無期雇用転換とは?覚えておきたい派遣の種類

派遣業界コラム この記事は約 6 分で読めます。

2013年4月に行われた改正労働契約法の施行を背景に、「無期雇用派遣」という働き方の注目度が高まっています。無期雇用派遣とは、簡単にいうと派遣会社と無期限の雇用契約を結んだ社員を派遣することをいいます。では、「派遣会社と無期限の雇用契約を結ぶ」ことは、派遣社員の働き方にどのような影響を与えるのでしょうか。無期雇用派遣の特徴やメリット・デメリットとともに、無期雇用派遣とはどのような働き方かを紹介していきます。

 

無期雇用派遣ってどんな働き方?普通の派遣とどう違う?

派遣社員という働き方は、大きく分けると「有期雇用派遣」と「常用型雇用派遣」という2種類に分類できます。今、話題になっている「無期雇用派遣」とは、常用型雇用派遣のことで派遣会社に常用雇用された社員が派遣就業をすることをいいます。

有期雇用派遣と無期雇用派遣の違いは、派遣会社との雇用契約の結び方です。有期雇用派遣は、派遣先企業と派遣会社との間に派遣契約がある期間は派遣会社と雇用契約を結んで派遣先で働き、派遣先企業と派遣会社との派遣契約が終了するとともに雇用契約も終了する形態です。派遣社員でない期間、つまり派遣先で働いていない期間は、もちろん給料もありません。雇用契約の期間は、派遣先企業と派遣会社とが派遣契約を結んでいる期間と同一のため、有期契約になります。

一方、無期雇用派遣は、実際に派遣先企業で働いているか否かに関係なく、派遣会社と派遣社員が無期限で雇用契約を結ぶ形態です。つまり、派遣会社に一度、採用されれば、ずっと派遣会社の社員として働けるというわけです。派遣会社を辞めない限り派遣会社の社員なのですから、実際に派遣先で働いていない期間中ももちろん給料が支払われます。

 

無期雇用派遣で働くメリット・デメリット

有期雇用派遣と無期雇用派遣の雇用契約上の違いが理解できたところで、続いては無期雇用派遣という働き方を選んだ際のメリット・デメリットについて紹介していきます。自分にとって無期雇用派遣が最適な働き方であるかどうかをチェックする目安にしてください。

 

無期雇用派遣で働くメリット

【メリット1】雇用が安定する

無期雇用派遣の最大のメリットといえるのが、「雇用が安定する」ということでしょう。有期雇用派遣の場合、派遣会社と派遣先の企業との契約期間が終了すると、派遣会社と派遣社員との雇用契約も終了します。新しい派遣先が見つかるまでは雇用契約が結ばれることはなく、給料ももらえなくなります。つまり、有期雇用派遣は常に雇用と収入について不安定な状況を抱えているのです。しかし、無期雇用派遣では、派遣会社と無期限で雇用契約を結ぶため、実際に派遣先で働いていない期間(待機期間)にも給料が発生します。派遣会社と派遣先企業の間で契約が更新されるか否かを心配する必要はありません。

【メリット2】同じ職場で長期間働くことができる

派遣社員は、労働者派遣法によって「同一事業所の同一組織に派遣就業できるのは3年が限度」と定められています。そのため有期雇用派遣では、どんなに自分に向いている職場が見つかったとしても3年以上同じ職場で働くことができません。しかし、無期雇用派遣労働者として働くとこの制限が解除されます。派遣社員というと転々と職場を渡り歩くものというイメージがありますが、無期雇用派遣なら自分の好きな職場で3年を超えて働くことも可能になります。

 

無期雇用派遣で働くデメリット

【デメリット1】派遣社員ならではの自由な働き方を実現しづらい

派遣社員の大きなメリットは、自分の経歴やスキルに合わせて、自由に職場を選び、期間を区切って働けることです。会社という組織に縛られない働き方ができることと言い換えてもいいでしょう。派遣期間が終わったら無理をして次の派遣先を探さず、長期間の休暇を取ることも可能です。しかし、無期雇用派遣という働き方を選ぶと、常時、派遣会社から給料が支払われることになるため、常にどこかの派遣先で働くのが基本となります。そのため職場選びの自由度が低くなる恐れがあるほか、自分の都合で働かない期間を設けることも困難になります。

【デメリット2】採用選考があり、落ちることもある

有期雇用派遣のスタッフ登録には、書類選考や面接などの採用選考がありません。基本的には誰でも派遣スタッフとして登録することができ、派遣会社の紹介に応じて自由に職場を選ぶことができます。しかし、無期雇用派遣の場合、派遣会社と求職者が無期限で雇用契約を結ぶという仕組み上、1人ひとりの派遣社員が相応の利益を発生させる必要があります。つまり、派遣会社は「派遣先企業に安定して派遣できるだけの一定の能力を持った人」を集めなければならないのです。そのため、無期雇用派遣には採用選考が存在し、選考基準に満たない場合は不合格になることもあります。

 

「無期雇用転換」で無期雇用派遣労働者に移行できる

無期雇用派遣として働くための方法は2つあります。1つは無期雇用派遣というシステムを採用している派遣会社に入社する方法。Webサイトなどで説明会や採用選考会への参加者を募っているので、興味がある人は応募してみるといいでしょう。そしてもう1つは派遣会社に登録をして働き、その後、「無期雇用転換」に申し込むという方法です。

無期雇用転換とは、有期雇用派遣などの有期雇用契約から無期雇用契約へ移行することです。2013年4月に施行された改正労働契約法では、「同一企業との間で、有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合、有期雇用契約労働者からの申込みによって無期雇用契約へと転換する」ことが定められています。企業側は、有期雇用契約労働者からの申込みを断ることはできません。

例えば、ある派遣会社に登録して、5年を超えて継続して派遣社員として働き続けている人は、「無期雇用派遣になりたい」と派遣会社に申し込むだけで、無期雇用派遣として働くことができるわけです。有期雇用派遣、無期雇用派遣、それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらかが優れていると断言できるものではありませんが、「無期雇用派遣のほうが自分に合っている」と考えた人は、無期雇用転換を申し込んでみるといいでしょう。

 

 

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