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【ウェアラブルとは】身につけられる端末の機能や用途を徹底解説!

機電派遣コラム この記事は約 14 分で読めます。

情報技術を意味するITよりも「情報を伝達することを重視した技術のことを情報通信技術ICTInformation and Communication Technology)」といいます。

近年では、ICT産業の活発化によりコンピューターの小型化と軽量化が進み、身につけるタイプ端末普及しつつあります。

本記事では、ICTの代表とされる次世代型の端末「ウェアラブル」の機能や用途を詳しく解説します。

 

ウェアラブルとは

ウェアラブルとは「身に着けられる」という意味を持つ言葉で、衣服や、首などに装着可能なIoT機器やコンピューターのことを指します。

他にも、次のような名称で呼ばれることがあります。

  • ウェアラブルデバイス
  • ウェアラブル端末
  • ウェアラブルコンピューター

 

スマートフォンなどの小型端末は手に持って操作する必要がありますが、ウェアラブル端末身体に身に着けて使用できるタイプの端末です。

そのため、手が塞がっている状態でも操作できるため、作業中やスポーツをしているときにも利用することが可能です。

また、長時間ストレスなく身に付けられるように設計されているため、運動時や睡眠時にも生体情報を取得して管理することができます。

 

ウェアラブルの機能

ウェアラブルに搭載されている主な機能ついて、具体的に説明していきます。

 

主な機能

ウェアラブルに搭載されている主な機能は次のとおりです。

  • 心拍数などの生体情報を収集して管理する健康管理機能
  • 移動距離や歩数などの活動量を計測する機能
  • GPS機能
  • AR技術を使ったゲーム機能
  • 連携したスマートフォンなどの情報機器との通信機能
  • 連携した機器のコントローラーとしての機能

 

iPhoneと連携ができる

スマートフォンと連携できる機能があるのも、ウェアラブルの代表的な特徴のひとつです。

iPhone対応のウェアラブルといえば、Apple Watchが有名です。

Apple Watchには、Apple社の開発したOS「watch OS」が搭載されており、iPhoneと連携してさまざまな機能を使用できます。

  • ストリーミングで音楽を楽しめる「Apple Music
  • かざすだけで支払いができる「Apple Pay
  • コンビニでも使える電子マネー「Suica
  • 人工知能Siri

 

ウェアラブルの用途

ウェアラブルの主な用途を紹介します。

 

健康管理

ウェアラブルを装着することで、健康管理に役立つさまざまな情報を得ることが可能です。

一例として、リストバンドタイプのウェアラブルには、心拍数のほか、歩行数や睡眠時間などの活動データを取得して、スマートフォンやPCで確認することができる端末もあります。

生体情報を取得して健康管理アプリやフィットネスアプリと連携し、生活習慣のデータを管理することで、利用者は生活習慣の問題点を把握しやすくなります。

ウェアラブルは、より健康的な生活を送りたい方に最適な端末です。

 

通話・メッセージの通知

ウェアラブルとスマートフォンをBluetooth接続しておけば、電話の着信やメッセージの受信通知を受け取れる製品もあります。

また、ウェアラブルをコントローラーとして、スマートフォンを操作できる製品もあります。

ハンズフリーで通話することが可能なウェアラブルは、運転しながら、もしくはデスク以外で作業をしながら電話をすることの多い営業マンに重宝するでしょう。

 

ゲームを楽しむ

ARの技術を使ったウェアラブル用のゲーム開発されています。

ARとは「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」と呼ばれる技術です。

この技術を使用すれば、現実世界にCGを重ねるなどして、新しい世界観を表現することが可能です。

ARを搭載したヘッドマウントディスプレイなら、ゲーム上で起きていることが現実のことと思えるような、臨場感あふれる体験ができます。

 

ARの世界を体験ができるゲームの例

一例として、エプソンのスマートグラスMOVERIO BT-300」を紹介します。

出典:https://www.epson.jp/products/moverio/bt300/

「MOVERIO BT-300」は、シースルーの眼鏡型ディスプレイで、AR対応のゲームをプレイできるデバイスです。

メーカー公式のMOVERIO用ゲームアプリには、ARを使ったものがいくつかあります。

その中から2種類のゲームを紹介します。

 

■ Golden Mystery

出典:https://moverio.epson.com/jsp/pc/pc_application_detail.jsp?pack=br.com.eruga.goldenmystery&page=0&key=Golden%20Mystery&cat=&tab=category&device=3

探偵になってキャラクター達と会話をしながら謎を解いていく、アドベンチャーゲームです。

ARターゲットとなる地図のデータを印刷して「MOVERIO BT-300」を通して見ると、部屋のグラフィックが浮かび上がります。

ゲーム上のキャラクターに顔を近づけると、キャラクターと会話することが可能です。

 

■ TekkyuAR

出典:https://moverio.epson.com/jsp/pc/pc_application_detail.jsp?pack=jp.co.hoseisd.smdlab.tekkyuar&page=0&key=TekkyuAR&cat=&tab=category&device=3

SMDLab作成のARを活用した、3D立体迷路型のゲームアプリです。

ARターゲットとなるPDFデータを印刷して、立方体を組み立てます。

あとは3D立体迷路内にある鉄球を、キューブを回転させたり傾けたりして、ゴールに進めていくシンプルなゲームです。

 

各分野での活用例

ウェアラブルは、さまざまな企業医療の分野でも活用されています。

 

物流倉庫の作業

産業の分野では、一例として物流倉庫での活用方法を紹介します。

今まではハンディターミナルで行っていた荷物のバーコード読み取りやデータの転送を、腕に装着するタイプのウェアラブルに替えることで作業効率の向上を図ることができます。

また、リストバンドタイプ腕時計タイプのウェアラブルでは、各種センサーを用いて装着した人の体温や心拍数などを測定することが可能です。

物流冷凍庫内で作業をするなど、危険な現場で働く従業員の事故を防ぐため、このウェアラブルを装着させて心身の状態を管理するといった活用方法もあります。

 

工業製品の組み立て

眼鏡タイプのウェアラブル「スマートグラス」なら、業務に必要な情報をデバイスに表示したまま両手を使って作業を行うことが可能です。

工業製品の組み立ての際は、指示書を確認するために大きく目線を動かす必要がなく、手元に集中しながら作業ができるので、ミスの防止と作業効率の向上につながります。

 

医療の現場

医療の分野では、病院の医師たちにスマートウォッチが導入されています。

従来は作業中の医師に電話がかかってくると、看護師が通話中ずっと医師の耳元でスマートフォンを持っていなければいけませんでした。

しかし、スマートウォッチを使うと医療用の手袋をしているときでも通話ができるため、救急医療の現場などで役立ちます。

他にも、眼鏡に装着できるウェアラブルデバイスを手術に導入して、医師の目線で動画を撮影することも可能になりました。

この動画はリアルタイムで別のディスプレイに映し出すことも可能なので、手術の的確なサポートに役立ちます。

また、クラウド上に保存できるため、新人医師の研修資料として利用することも可能です。

 

ウェアラブルの種類

ウェアラブルには、さまざまな種類の端末があります。

 

腕時計タイプリストバンドタイプ

ウェアラブルの中でも主流となっているのが、腕時計タイプリストバンドタイプなどの手首に装着する形の端末です。

特に腕時計をする習慣のある方は、取り入れやすいタイプのウェアラブルといえます。

このタイプは、健康や運動に関するデータの収集や管理に加えて、ウェアラブルでのスマートフォン操作音楽の再生電子決済など多くの機能を備えている端末もあります。

 

リングタイプ

初期のリングタイプのウェアラブルは、スポーツをする人向けの体組成分析を目的としたものが主流でした。

しかし、その後スマートフォンと連携してさまざまな機能を追加した端末開発されました。

  • 電話やメール、SNSの通知
  • 盗難防止アラーム
  • スマートフォンやタブレットのロック解除

 

この他にも、ジェスチャーコントロールという機能がついた端末開発されています。

指先で空中に文字を書いてメッセージを送信したり、ジェスチャーでスマートフォンのカメラや音楽を起動したり、家電を操作したりと生活の利便性が向上する機能です。

指紋認証の機能を備えていて、パソコンをはじめ家や車のロック解除、ショッピングの支払いまでできる高性能な製品もあります。

 

ゴーグルタイプ

仮想現実(VR)技術を使って仮想空間を体験するゲームには、視界を塞ぐゴーグルタイプのウェアラブルを使うことが一般的です。

現実の景色に仮想のオブジェクトを表示する拡張現実(AR)技術を使ったウェアラブルは、透明なレンズの眼鏡タイプか、眼鏡などに装着できる形状になっています。

特に眼鏡タイプのウェアラブルは、ゲームだけでなくビジネスや医療、工業の現場にも導入されていて、次のような機能が搭載されています。

  • 動画の録画
  • マニュアルやマップの表示
  • スマートフォンとの通信機能

 

衣類タイプ

生体情報をリアルタイムで取得できる衣類タイプのウェアラブルスマートウェア」の開発が進んでいます。

一例として挙げられるのが、東洋紡株式会社が研究開発した「COCOMI®」です。

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出典:https://persol-tech-s.co.jp/i-engineer/technology/cocomi

着用者の生体情報を取得できる特殊なフィルムは、厚さ約0.3mmと薄く、高い伸縮性があるため、衣服に貼っても違和感なく着用できます。

現在「COCOMI®」は、以下のデータの計測に使われています。

  • 心拍数
  • 呼吸
  • 筋肉活動量

取得したデータは心電図やグラフの形にして、アプリで管理できるため、介護・医療・スポーツなど幅広い分野での活用が期待されています。

 

靴下タイプ(赤ちゃん用)

スマートウェアとして、赤ちゃん用の靴下も開発されています。

Owlet Smart sock」という製品は、赤ちゃんの心拍数、酸素レベル、皮膚温度などをアプリケーションから確認できます。

出典:https://owletcare.com/

「Owlet Smart sock」は、赤ちゃんの健康状態を把握して、変化があればスマートフォンへ通知する機能を備えたウェアラブルです。

保護者がキッチンやお風呂にいるときでも、必要なときに駆けつけられるので、育児中の負担を大幅に減らすことができます。

 

イヤフォンタイプ

イヤフォンタイプのウェアラブルは、MP3プレーヤーと一体型になっているものが多く、音楽の再生はもちろん、心拍数や消費カロリーの計測ができるタイプも販売されています。

また、イヤフォンとヘッドフォンの中間的な位置づけの製品に「ネックスピーカー」があります。

肩に載せるアーチ型のスピーカーで、スマートフォンやテレビなどとBluetooth接続すればワイヤレスで使用できるタイプです。

映画やゲーム、音楽を楽しむだけでなく、スマートフォンから着信を受けてハンズフリーで通話することも可能です。

 

おすすめ】ウェアラブルの選び方

ウェアラブルを購入する際の、おすすめの選び方を紹介します。

 

用途を基準に選ぶ

用途が決まっているときは、搭載されている機能を基準に選びましょう。

 

スポーツ・運動

スポーツや運動に取り入れる場合は、次のような機能を搭載したものがおすすめです。

  • 移動距離測定
  • 加速度測定
  • 心拍数測定
  • 消費カロリー測定

この他にも、ランニング中に現在のペースや距離などを知らせる音声ガイダンス機能を持つウェアラブルもあります。

身体のエネルギー量を推定して、休息が必要なときにはアラームで知らせてくれる機能を持つ製品もあるので、比較して自分の目的に合う端末を選んで下さい。

 

健康管理

健康管理に取り入れる場合は、次のような機能を搭載したものがおすすめです。

  • 睡眠測定
  • 血圧測定
  • 血中酸素濃度測定
  • 活動量計
  • 体温測定

これらの情報を測定することで、生活習慣の改善や日常の健康管理に役立ちます。

また、専用のヘルスケアアプリと連携してデータを管理し、より健康的な生活を送るためのサポートを受けることも可能です。

 

ダイエット

ダイエットに取り入れる場合は、次のような機能を搭載したものがおすすめです。

  • 消費カロリー測定
  • 活動量計

活動量計は歩数の測定だけでなく、家事やデスクワークなどを含めたさまざまな活動を測定して、1日の総消費カロリーを把握できます。

ダイエット目的でウェアラブルを使用するなら、スマートフォンやタブレットと連携して、ダイエット記録を付けられるタイプを選ぶのがおすすめです。

また、減量目標値と達成期限を入力すると最適なダイエットプランを提案してくれる端末もあり、より効率的にダイエットを進めたい人に向いています。

 

電子決済

近年、日本ではキャッシュレス化が進んできています。

ウェアラブルでも、電子決済ができる製品があります。

たとえば電子決済機能のあるスマートウォッチなら、スマートフォンや財布を用意しなくても、手首を読み取り機にかざすだけで支払いが可能です。

Suicaが使用できるAppleWatchでは、駅の改札を通るときやコンビニでも、手首をかざすだけで支払いが完了します。

決済時は通常のカード決済と違って、番号などのカード情報が相手方に表示されないので安心です。

 

デザインで選ぶ

長時間装着することが多いウェアラブルは、着け心地見た目も重要なポイントです。

スポーティーでシンプルなデザインが一般的ですが、端末によっては高級感があるものやポップなものなど、さまざまなウェアラブルが製品化されています。

ウェアラブルのデザイン性は、今後もさらに広がりを見せることが予想されるので、アクセサリー感覚で装着する人も増えるでしょう。

とはいえ、毎日身に着けるものなら着け心地も確認しつつ端末を選ぶことも大切です。

 

今後ウェアラブルは生活に必須のアイテムに

情報通信産業の成長に伴い、ウェアラブルの技術は日に日に進歩を続けています。

カレンダーやアラームなどの簡易的な機能から、高度な技術を採用した健康管理機能やゲーム、さらには産業や医療など専門分野での利用と幅広い展開を見せています。

近い将来には広く普及して、誰にとっても身近な日常生活に必須のアイテムとなるかもしれません。

今後もウェアラブルの技術の進歩に注目です。

 

まとめ
  • 「ウェアラブル」とは装着して使用する小型のコンピューター機器のこと
  • 健康管理・スポーツ・ダイエット・ゲームなどの用途がある
  • 電子決済が可能なウェアラブルもある
  • 今後、日常生活に必須のアイテムとなる可能性がある

 

 

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