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サプライチェーンマネジメント(SCM)とは??再び注目された戦略

機電派遣コラム この記事は約 8 分で読めます。

サプライチェーンマネジメント(SCM)は、2000年頃に注目された経営管理手法のひとつですが、市場のグローバル化が進んだいま、再び注目されはじめています。

サプライチェーンマネジメントを適切に行うことができれば、事業の総合的な無駄を省き、コストや労力を節約することが可能です。

しかし、サプライチェーンマネジメントを疎かにしている場合、余分なコストがかかるだけではなく、戦略的にも競合他社に出遅れてしまう可能性があります。

 

この記事では、サプライチェーンマネジメントについて、そのメリットやデメリットを解説します。

 

そもそもサプライチェーンとは

そもそも「サプライチェーン」とは、いったいどのような意味を持つ用語なのでしょうか。

まずはサプライチェーンについて解説します。

 

サプライチェーンとは、物流システムにおける全ての工程を指す言葉です。

業種や形態により製品製造されてから顧客の手に渡る供給までの工程はさまざまですが、一般的には、「原料調達」→「製造」→「流通」→「販売といった経路を辿ることになります。

この一連の工程を指した言葉が「サプライチェーン」です。

サプライチェーンを全て自社内でまかなっている企業もあれば、物流管理・在庫管理・生産管理など、数社に分けて業務委託し、サプライチェーンを構築しているケースもあります。

 

サプライチェーンと逆をいく「情報」

情報やお金は、サプライチェーンのように商品サービス製造され、消費者の手に渡るまでの一連の生産工程とは逆の流れを辿るといった特徴があります。

たとえば、商品の使い勝手やメリット・デメリットといったものは、消費者が実際に使ってみるまではなかなか分からないものです。

となると、商品に関する情報を一番に知ることができるのは消費者であり、その情報が販売店や営業担当者にフィードバックされることになります。

そして、その後に製造者に情報が回ってくるという、商品製造及び販売とは逆のルートを流れていきます。

このような情報は販売戦略上、重要なものであるためサプライチェーンの情報システムをしっかりと構築することにより、その情報をスムーズに伝達することが重要です。

 

サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)とは

サプライチェーンマネジメントSCM)とは、その工程を総括的に管理する経営管理手法のひとつです。

 

通常、原料の調達商品製造、マーケティング、販売といった分野は部門ごとに独立しているものであり、それぞれに最大効率を追求して運用されています。

しかし、Aという工程を最適化したBという工程を採用したとしても、結果として全体的な生産および販売効率が落ちるといったケースが生じてしまうこともあるでしょう。

それを防ぐためにサプライチェーン全体を見直し、総括的に管理しようとする手法サプライチェーンマネジメントです。

適切なサプライチェーンマネジメントを行うことで、部門別ではなく全体的な生産性が向上し、関係する企業がその利益を受けることが期待できます。

 

なぜ?再び注目された「SCM」

サプライチェーンマネジメントが、再び注目されている理由について解説していきます。

 

グローバル化が進む企業

現在、国家間の垣根が取り払われつつあり、産業のグローバル化が進んでいます。

以前は国内企業のみと取引していたような会社も、次第に海外企業と取引するようになっており、海外に業務拠点を設けている会社も多くなっています。

海外の企業は言葉や文化、商慣習が日本とは大きく異なります。

サプライチェーンに海外の企業が組み込まれた場合、彼らとどのように連携を取り、どのように意識の統一を図るかが重要なポイントです。

全体の生産性を向上させる正しい生産計画と適切な事業戦略があれば、足並みを揃えやすくなります。

そのためにも、部門ごとではなく全体として捉える適切なサプライチェーンマネジメントが必要とされるのです。

 

変化する労働環境

日本は少子化ということもあり、今後はいま以上の人手不足が予想されています。

現在も物流の各所では人手不足の悲鳴が聞こえている状況にあるため、どのようにサプライチェーンを最適化し、リソースやコスト効率化させるかというのが大きな課題となります。

限られた人員で物流を支えたり、スムーズに必要なところへ商品を届けるためには、サプライチェーンマネジメントのような戦略が求められるのです。

 

変化するビジネスモデル

一昔前であれば、誰もが店舗へ買い物に訪れ、商品は自分で持って帰るというのが主流でした。

しかし、現在はインターネットの発展とともに各種ECサイトが広範囲に普及し、消費者は家にいながら世界中の商品を購入することができます。

このように、多くの物事がインターネットを介して行われる以上、サプライチェーンもそれに応じた最適化をする必要があるでしょう。

ビジネスモデルは時と共に変化していくため、経営者経営戦略には、時代に沿ったサプライチェーンマネジメントが求められています。

 

「SCM」のメリット

サプライチェーンマネジメントのメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。

 

売上の向上が見込める

適切なサプライチェーンマネジメントを行うことで、売上の向上が見込めます。

現代は闇雲にモノを作っても売れる時代ではないため、より一層マーケティング戦略や需要予測が重視されます。

 

それらによってはじき出された結果を元に、必要なだけの商品を作り、最適な在庫管理を行い、必要な場所に届けるのがサプライチェーンの役割です。

また、サプライチェーンマネジメントによって情報の伝達がスムーズに行われていれば、よりマーケティングの精度を上げることが可能です。

マーケティングの精度が上がれば、さらに市場価値の高い製品を作り出すこともできます。

それにより、消費者購買意欲を向上させることができ、さらなる利益の向上が見込めるでしょう。

 

コスト削減が見込める

優れたSCMシステム導入することにより、キャッシュのリソースの有効活用に繋がります。

サプライチェーンマネジメントは部門ごとではなく全体を通して行う取り組みのため、本質的な生産性の向上に繋がり、さまざまなコストを削減することができます。

一例を挙げると、製造時に工場などで使用する部品のひとつひとつを徹底的に管理することで、無駄な在庫や調達費用を省くことが可能です。

 

「SCM」のデメリット

サプライチェーンマネジメントのデメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。

 

実行が困難

適切に行えば効果の高いサプライチェーンマネジメントですが、そのためには各部門や組織の合意・意見の一致が必要になります。

サプライチェーンマネジメントは大規模になりやすいため、全体の意思の統一が非常に困難です。

意思の統一がなされなければ、全体の生産性が著しく下がるということにもなりかねません。

そのため、業務プロセスやプランが実現不可能になりやすいという欠点があります。

 

SCMで流通の最適化を

サプライチェーンマネジメントを行うことで、原材料の調達から商品製造、販売までを効率化することができます。

やり方によっては不要な在庫を抱える必要がなくなり、より有効性の高い販売方法が見つかるかもしれません。

 

現代はモノを作れば売れるという時代でもなく、グローバル化で各社激しい競争を繰り広げているため、サプライチェーンの最適化でコスト削減生産性の向上をする必要があるでしょう。

しかし、サプライチェーンが一社のみで構築されているのであればまだしも、複数の企業が含まれている場合は容易なことではありません。

その場合はどのように意識の統一を図り、結果に繋げるのかという点が大きな課題となります。

 

まとめ
  • サプライチェーンとは、商品製造から販売までの一連の工程を指す言葉
  • サプライチェーンマネジメント(SCM)とは、サプライチェーン全体を効率化する取り組み
  • SCMシステム導入することで、流通の最適化を図ることができる

 

 

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