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インターネットだけじゃない!パケット伝送(通信)を知ろう!

 2016/03/01 機電派遣コラム この記事は約 6 分で読めます。

パソコンとスマホが普及した、日本。今では、持ってない人の方が珍しい存在にまでなりました。

ちょっとした用事でも通信手段として多くの人に使われています。

 

そんな通信サービスに使われる「パケット」という言葉をご存知ですか?

スマホ携帯電話において「パケ放題」という名称で、おなじみになったパケットという言葉。一体どういったものなのでしょうか。

パケット料金や通信速度は気になるものの、その仕組みについてちゃんと理解している方は少ないかと思います。

 

今回は、そのパケット通信の仕組みについてご紹介します

 

回線交換方式とパケット交換方式

情報通信ネットワークには、回線交換方式パケット交換方式の2種類があります。

 

パケット交換方式はご存知のとおり、主にインターネットなどで使用されている方式です。

回線交換方式は、主に旧式の電話で使われていました。通信経路が決まってから、通信が開始します。

この方式では、例えば誰かが電話をしている間、通信元と通信先の間で回線を占有する必要がありました

 

一方、パケット交換方式では、ファイルやデータを細切れにして別々に送り、受け取り先の通信回線でデータを組み立てて復元します。

この細切れにしたデータのことを用語で「パケット」と呼びます

 

パケット交換方式ですと、細切れにされたデータが、その時空いている回線を使って届けられますので、同時に複数のやりとりが可能になります

つまり、情報と制御情報などが格納されたヘッダーを組み合わせた小さなデータのことです。

 

受け取ったデータが復元される仕組み

パケットは受け取り先で復元する必要があるので、データを分割したときに、各パケットに伝送先や送信元、送信先のアドレス、通し番号などを付け加えます

ここで付け加えるデータを「ヘッダ情報」と呼びます。

このヘッダ情報をもとに、複数の経路でパケットが送られても、同じ相手にデータを届けること可能です

 

複数の経路を行き交うデータを振り分けて、送信先に届けるためには、通信の上での取り決めが必要になります。

通信上でのこ通信規約「通信プロトコル」と呼ばれます。

通信プロトコルは、よく言語にたとえられ、「同じ言語で、同じ約束事に従う(=同じプロトコル)相手にならデータを渡します」というイメージです。

 

主にインターネットで使われているプロトコルがTCP方式

この方式では、ネットワークに接続しているコンピュータを「IPアドレス」という番号で識別し、データを送信側から受信側に届けます。

この場合、通信途中にある中継器の全てが「TCP」という同じ約束事に従って動いているので、やりとりが可能になるのです。

 

パケット通信のメリット

パケット通信の最大の特徴は、データを小分けに分割する事ができるという点です。

また、データ分割という方式なので有線、無線などの伝送形式を選びません。

 

通信の中身に間違いがあっても、必要最小限の訂正で、データを送りなおせばよいので、「エラーを訂正しやすい」という点もメリットです。

また、電話と違って複数の相手に対してデータを送る事ができるので、同時にいろんな相手と通信をする事ができる、というメリットもあります。

複数の端末を使い、伝送路や交換設備を共有することも可能です。

 

パケット通信のデメリット

パケット交換方式を使ったパケット通信は、伝送形式を選ばないので他の通信の干渉を受けやすく、データ内容を改竄されやすいというデメリットがあります。

 

安全な通信の為に、ファイアウォールを正しく設定して、セキュリティを強化しておきましょう

また、通信距離が長いと時間がかかり遅くなります。

 

意外と広い!パケット伝送の用途

パケット通信というと、インターネット回線が有名ですが、それ以外でも音声伝送・映像機器・遠隔監視・在庫管理など様々なところで使われている伝送方式です。

 

総務省で2016年開始予定の、4K/8K衛星放送の仕様にもIPパケットでの多重化方式MMT・TLVが採用されます

このMMT・TLV方式とは、IP(internetprotocol)パケットの中に、映像信号や音声信号、制御信号をのせて伝送する方式です。

8Kスーパーハイビジョンの衛星放送をケーブルテレビで視聴できる日も近いでしょう。

 

このようにインターネット通信以外の通信においても、今後広がりが予想されます。

※日経テクノロジー http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140126/330040/?rt=nocnt

 

パケット通信の今後

機器や通信環境の高度化に伴い、伝送するデータ量は大きくなっています。

現在、第4世代移動通信システム(4G)が主流ですが、2020年には第5世代移動通信システム(5G)にもなる目標もあるのです。これからの技術情報にも目が離せません。

 

通信機能を持つ機器も増える中、伝送路を有効に使えるパケット伝送が利用される場面も増えています

多重化方式など今後の展望も期待されるパケット伝送は、みなさんの生活の向上をサポートする注目すべき技術のひとつであると言えるでしょう。

 

 

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