重工業界の魅力と就職希望者の志望動機ベスト3

日本だけでなく、世界の産業や経済を支えるモノを製造する重工業界。製造しているモノの種類としては、電車から火力・原子力発電所、海水処理プラント、造船など幅広い製品を手掛けており、北米や南米、欧州、東南アジア、中東など本当に世界中がフィールドになって活躍できるのが重工業界です。世界に羽ばたくフィールドがあるこの舞台を志望する方の志望動機はどのようなモノが多いのでしょうか?
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重工業界とはどのような業界?
就職活動や業界本で、重工業界という名がよく見受けられますが、そもそも重工業界とは一般的に、世界を舞台にして大きなモノ(火力・風力・原子力発電所や電車など)を製造する会社のことを呼び、日本には数多くの有名な企業が存在します。日立製作所、三菱重工、東芝、川崎重工、石川島播磨重工など、世界に影響を与える会社がたくさん存在します。またどの会社も日本では名だたる会社で、それぞれの会社の歴史は古く、明治時代など日本の歴史を支えてきた会社が多いです。
重工業界で働く上での魅力とは?
基本的に活躍するフィールドが世界(北米や欧州、中東、アジア等)なので、自分の仕事が世界に影響を与えているというやりがいと、大きなモノをつくっているので、それらが完成したときの達成感が特に魅力的です。例えば、自分が手がけている製品が火力発電の場合、今まで電気が通っていなかった国や地域に火力発電所を通して、人々の生活に役に立てることができ、現地や日本のニュースでも取り上げられることがあります。規模が大きすぎるため、一人で営業や調達、製造などをこなすことは難しいですが、それぞれがチームになって、一つの目標に向かって力を合わせていくのは重工業界ならではの醍醐味です。
重工業界志望者に特に多い志望動機ベスト3とは?
風力や火力発電所の建設など、電気が通っていない地域に電気を通したいなどといった「世界に貢献したい」という志望動機が圧倒的に多いです。その次に「大きなモノを作りたい」、最後に「飛行機や造船の製品作りに携わりたい」という、特定の製品の開発や営業をしたいという志望動機が多いので、志望動機が受験者同士で被ることが多々見受けられます。
志望動機通りの仕事が、業界に入ってからもできるのか?
例えば、世界に貢献したいという志望動機の場合、形はどうであれ、営業ないし調達や設計、法務など、モノづくりを通して、世界に羽ばたく製品作りの一躍を担えます。一方で、大きなモノを作りたいという場合、プラントなどの製品に携われれば良いでしょう。ただし会社によっては製品の種類が多すぎて、小さいモノ(ETCやICチップ)から大きなモノ(飛行機や造船、プラント)などを取り扱っているため、志望動機通りにならないこともあります。
重工業界に関する志望動機まとめ
重工業界は世界に羽ばたけるフィールドがあるので、世界で自分を成長させたい、世界に貢献したい場合はぜひ重工業界を志望してみてください。ただし、前述の通り、志望動機が被る可能性が非常に高く、他の受験者との差別化を図る必要がありますので、ご自身で重工業界をよく調べ、オリジナリティに溢れた志望動機とすることをお勧めいたします。