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マークアップエンジニアとは?仕事内容やフロントエンドエンジニアとの違い

IT/Web派遣コラム この記事は約 10 分で読めます。

マークアップエンジニアは、HTMLとCSSをある程度マスターした方におすすめの職種です。経験の浅いエンジニアでも比較的挑戦しやすく、実績を積めばキャリアアップも目指せます。

ここでは、マークアップエンジニアの職務内容や年収相場、業務にあたり求められるスキルなどを解説していきます。

マークアップエンジニアとは

マークアップエンジニアとは、HTMLとCSSを総称したマークアップ言語やJavaScriptなどを用いて、Webデザイナーからの設計をベースにWebサイト・Webページを実際に構築していくエンジニアです。単純にコーディングするだけでなく、設計されたデザインに対してUIやSEOなども考慮しつつ、Webサイト・Webページ制作を包括的に担当します。

そのため、マークアップ言語やJavaScript、検索エンジンに適したマークアップ手法など、フロントエンドに必要な技術や知識の正しい理解が不可欠となります。

マークアップエンジニアの仕事内容

マークアップエンジニアの基本的な業務は、Webデザイナーが設計したデザインを、マークアップ言語とプログラミング言語を用いてWebサイトに実装することです。

さらに、クライアントが提示するWebサイトの目的を達成するために、ユーザビリティの向上や、Web上での最適表示の形成が求められます。ユーザーの操作性を高めるための工夫はもちろんのこと、CMSの知識やSEOに最適化したマークアップ、クリック率、コンバージョン率を上げるための施策など、Webサイトの目的を汲み取った設計をしなければいけません。

マークアップエンジニアの年収

マークアップエンジニアの年収相場はおおよそ400万円程度といわれています。ただし当然ながら、エンジニアが有するスキルのレベルによって年収は上下するものです。マークアップ言語だけでなく、JavaScriptやデザイン、SEOの知識などを身につけて、設計や構築の提案までを網羅的にカバーできるようになれば、年収500万円以上も十分に可能でしょう。

こちらはあくまでも参考値となりますが、スキル別で見た年収の相場を紹介します。

年収 主なスキル
300〜400万円 指示書どおりにコーディングできる
400〜500万円 Webサイトをひとりで制作できる。デザインの基礎知識がある
500〜600万円 SEOを考慮したサイト設計と、文章構造を構築できる
600〜800万円 開発プロジェクトのディレクションが可能で、複数のタスクも処理できる
800〜1200万円 クライアントと直接、企画立案や開発プロデュースができる

参考:マークアップエンジニアの年収事情とキャリアアップするための基本ノウハウ | マイナビクリエイター

マークアップエンジニアは未経験でもなれるのか

未経験からの採用を行っているマークアップエンジニアの求人もあるため、職に就くこと自体は可能です。しかし、マークアップ言語やJavaScriptに関する一定の知識や技術は必要となります。まったくの未経験の場合は、まずHTMLとCSSのマークアップ言語から学習を始めていきましょう。

マークアップ言語をある程度使えるようになったら、JavaScriptを学習しつつ、派遣エンジニアなどへ応募し実際の業務を開始します。実績と経験を現場で積みながら、スキルを磨いていきましょう。

マークアップエンジニアとコーダー・フロントエンドエンジニアとの違い

コーダーやフロントエンドエンジニアもマークアップ言語を使用するため、マークアップエンジニアと混同されやすい職種ですが、それぞれの役割は異なります。キャリア形成を間違えないためにも、各エンジニアの違いを理解しておきましょう。

特に、Webデザイナーとの関わり方には大きな違いがあります。

コーダーとは

コーダーは、Webデザイナーが設計した指示書にしたがってコーディングを行うのが仕事です。ただしコーダーの場合、一般的にはサイト構築のほとんどをマークアップ言語で行い、JavaScriptはあまり使用しません。Webサイトを構築する工程では、アレンジや自分からの提案をすることはなく、マークアップ言語をデザインどおりに正確に記述していく作業が求められます。

マークアップエンジニアとコーダーの大きな違いは、上記の通り扱うプログラミング言語の違い、そしてWebデザイナーとの関わり方です。特にCMSの設計においてはSEOの知識が必要になることも多いため、マークアップエンジニアには単純なコーディングだけではなく、より高度なスキルを要求されます。

こうした違いから、マークアップエンジニアはコーダーの上位職として認知されていることが多いです。

フロントエンドエンジニアとは

フロントエンドエンジニアは、JavaScriptやJavaScriptのライブラリであるjQueryを用いて、UIデザインや直接ユーザーの目に触れるフロントエンド部分を実装するエンジニアです。

ライブラリとは、プログラミング言語で使用されるソースコードの集合体のことをいいます。より簡易的にコード記述ができるようになるため、重宝されているシステムです。また、Node.jsと呼ばれるJavaScriptのライブラリを使用して、サーバーサイドを取り扱うこともあります。

フロントエンドエンジニアもマークアップ言語やJavaScriptを使用しますが、マークアップエンジニアよりも総じて高いスキルと知識が求められます。そのため、マークアップエンジニアの上位職のポジションとして認識されています。

マークアップエンジニアに必要なスキル

マークアップエンジニアに求められるのは、Webデザイナーが設計したデザインをWebサイトへ実装するためのスキルです。

  • HTML/CSSの知識
  • JavaScriptの知識
  • CMSの知識

また、マークアップエンジニアは、Webデザイナーとのコミュニケーションが必ず発生するポジションでもあります。業務を円滑に進めていくための最低限のコミュニケーション能力や、デザインの知識も必要です。

HTML・CSSの知識

  • HTML:Webブラウザ上で表示されるWebページの基本となる『構造』をプログラムする言語
  • CSS:HTMLで構造化されたWebページの『デザイン』を指定するための言語

マークアップエンジニアは、まずHTMLでWebページ全体を設計。その後、Webページの可読性や利便性を高めるために、CSSでデザインを構築していくのが基本の仕事です。したがって、マークアップエンジニアになるためには、マークアップ言語であるHTMLとCSSは最低限身につけなければならないスキルとなります。

JavaScriptの知識

JavaScriptは、Webページに動きを取り入れる場合や、UIをデザインするために使用されるプログラミング言語です。CSSのようにWebページのデザインをするだけでなく、ユーザーがWebブラウザ上で入力した情報をサーバーやデータベースに渡して、その処理結果を表示画面に反映するといった機能もあります。

JavaScriptは現在のWebページのほとんどで使われているほど、一般的なプログラミング言語です。Webデザイナーによる設計をより高品質なものとして実装するには、JavaScriptを使った構築は欠かせないといえるでしょう。

JavaScriptを使えるかどうかで人材価値は大きく変わります。最低限、基礎的な部分だけでも理解しておく必要があるでしょう。JavaScriptのライブラリであるjQueryも理解していると、その価値はさらに高まります。

CMSの知識

CMSとは、コンテンツマネジメントシステムの略称で、Webサイトを構築するためのテキストやデザイン、レイアウトを一元的に管理できるシステムです。世界でもっとも使用されているCMSとしてWordPressが有名ですが、ほかにもいくつものCMSが存在しています。

Web制作の現場では、このCMSが頻繁に使われます。CMSを使ったWebサイトの構築や、管理運用に関しての知識が必要です。

また、CMSの設計では、SEOを考慮した構築が求められるケースも少なくありません。内部SEOの知識も重要なスキルのひとつといえるでしょう。

マークアップエンジニアにおすすめの資格

マークアップエンジニアになるために資格は必要ではありませんが、取得により求人採用が有利に進むこともありえます。これからマークアップエンジニアを志望する方におすすめの資格を紹介します。

Webデザイナー試験

WebデザインのルールやHTML/CSSの基本設計など、Webデザインに関する基礎的な知識の習得を計る試験です。Webデザインへの理解が深まるとともに、Webデザイナーとの連携にも役立つため、取得して損はないでしょう。

問題形式 CBT方式(Computer Based Testing:コンピュータ画面に表示される問題に解答する試験方式)
受験料 10,000円+税
合格ライン 正解率70%以上
合格率・難易度 累計59.8%(2019年3月31日時点)

出典:社団法人 全日本能率連盟登録資格 Web検定(ウェブケン)

HTML5プロフェッショナル認定試験

マークアップ言語とJavaScriptなどの知識やスキルを認定する試験です。試験はWebの基礎的な知識を問うレベル1と、JavaScriptを使用した動的なWebサイトの設計などを問う実務経験者向けのレベル2に分かれています。

マークアップエンジニアを目指すのであれば、まずはレベル1を取得し、JavaScriptの学習の一環としてレベル2の取得を目指すのがおすすめです。

問題形式 CBT方式
受験料 16,500円(税込)
合格ライン 非公表(約70%の正解率で合格できるような設定)
合格率・難易度 非公表

出典:Web資格なら「HTML5プロフェッショナル認定試験」公式サイト

マークアップエンジニアのキャリアパス

マークアップエンジニアとしてスキルや経験を積み重ねていくと、次のようなキャリアパスが視野に入ってきます。

  • フロントエンドエンジニアへの転身
  • Webデザイナーへの転身

フロントエンドエンジニアに転身するために必要なスキルは、マークアップエンジニアの実務を積みながら獲得できるものが多いため、もっとも一般的なキャリアパスといえます。

また、Webデザイナーはエンジニアではないですが、HTMLやCSSを使用する点や、ブラウジングのデザインを整える仕事内容には共通点も多く、マークアップエンジニアでの経験も活かせる職種です。基礎的なデザインスキルからUI/UXデザインスキル、Photoshopやillustratorなどのスキルを磨くことで、Webデザイナーとしてのキャリアを目指せます。

まとめ
  • マークアップエンジニアは、HTML、CSS、JavaScriptなどを用いてWebサイト/ページを構築していくエンジニア
  • コーディングのほか、UIやSEOを意識した構築が求められる
  • Webデザイナーとのコミュニケーションが発生するため、コミュニケーション能力やデザインの知識も必要
  • 未経験者の場合は、まずHTMLとCSSのマークアップ言語から学習を始めるべき
  • マークアップエンジニアはコーダーの上位職
  • フロントエンドエンジニアはマークアップエンジニアの上位職
  • 年収相場はおおよそ400万円程度。スキルのレベルによって上下する
  • キャリアパスとして、フロントエンドエンジニアやWebデザイナーへの転身が視野に入ってくる

 

 

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