派遣就業ガイド

給与に疑問を感じたら

派遣社員の場合、仕事を紹介された時点で給与(時給)が決まっていますが、同じ時間働くなら、誰だって少しでも時給が高い方がハッピーですよね。ここでは時給を上げるためのコツや考え方をご紹介します。

時給はどのように決まっているの?

派遣社員の時給は、就職を希望する業界や仕事の「ニーズ」、そして皆さんの「スキルと経験」によって決まります。
一般的に、伸び盛りの業界、できる人の少ない仕事ほど人材ニーズは高くなります。また、業績のよい企業、事業やサービスが成長している企業の方が、時給が高くなる傾向もあります。
これは皆さんの努力だけでは解決できない部分です。だからこそ、就業先や仕事を決めるタイミングで、その業界や仕事の給与相場を知っておくこと、そして、経済の動きや市場のニーズを調べ、就業先を切り替えるタイミングを慎重に考えることも大切です。

時給の高い仕事には、転勤の可能性、 責任の重い仕事、高度かつ幅広い業務 など、時給が高いなりのさまざまな条件が含まれている場合もあります。「時給だけを重視して仕事を選んだために、理想とするワークライフバランスや働き方が崩れしまった…」ということがないように、自分が大切にしている働き方やライフスタイルを考慮して、さまざまな観点から仕事を選ぶことが大切です。

自分の時給を月給や年収に置き換えて比較してみよう

派遣の仕事では、給与が時給で提示されることがほとんどです。まずは1日8時間、週5日勤務(月20日勤務)と考えて、時給から月収や年収のイメージを試算しておきましょう。
月々の給与からは社会保険料や所得税が天引きされますので、扶養家族がいない方の場合、合わせて月収の15%程度となることを考慮しておきましょう。

時給別 試算年収イメージ

1日8時間(残業なし)×週5日勤務×月20日勤務で試算

時給 1,500円 年収 2,880,000円
時給 2000円 年収 3,840,000円
時給 2,500円 年収 4,800,000円
時給 3,000円 年収 5,760,000円

自分の時給を月収や年収に置き換えることで、正社員や契約社員の求人広告に記載されている「月収○○万円」「年収○○万円」といった額面との比較もできますし、業界や職種の給与相場と自分の給与を比較することもできます。
また、残業のある職場では時間外手当がつきます。派遣では「残業のある職場がいい」といったリクエストもできますので、ご自身の価値観や希望次第で、収入を増やせる可能性があります。

なお、東京圏と比べて、他の都市ではどうしても時給の水準は低くなります。各都市の求人を参考にしてください。

時給交渉を切り出すタイミングは?

現在のお仕事の時給について交渉する場合は、契約更新前から担当営業に相談しておくとスムーズです。日頃から担当営業と小まめにコミュニケーションを取り、仕事での成果や実績も含めて「時給を上げるに値する理由」を伝えておくとよいでしょう。

たとえば、同じ就業先で1年以上勤務して着実に成果を上げていたり、それと同等の勤務評価を受けている場合は、時給交渉を進めやすくなります。担当する業務範囲の変化や、新たに身につけたスキルなどがあれば、その都度担当営業に共有するようにしましょう。

ポイント:時給交渉のタイミングに関する

  • 契約更新前の時点で担当営業に相談しておく
  • 目安として1年程度は同じ就業先で勤務し、成果や実績を積み重ねる
  • 普段の仕事や勤務態度で、就業先や担当営業との信頼関係を築く

時給交渉に必要な条件は?

まずは、「時給を上げてほしい」と考える理由を担当営業にお伝えください。担当営業が、皆さんと就業先企業の間に立ち、状況を確認しつつ時給交渉を行っていきます。

たとえば、
「以前に比べて仕事の量が増えた」
「難しい仕事を任されるようになった」
「新しく身につけたスキルで就業先の業務に貢献している」
といった、時給を上げるに値する理由を伝えられるようにしておきましょう。

また、それらの条件を伝える場合も、主観や感情を交えず、できるだけ数字なども含めて客観的かつ具体的な情報を伝えることがポイントです。数字を交えて伝えることで、担当営業も状況を把握することができ、就業先との時給交渉をスムーズに進めやすくなります。

ポイント:時給交渉の条件と伝え方

  • 仕事量が大幅に増えた
    例…「去年と比べて30%仕事が増えた」
  • 仕事の難度が上がった
    例…「複数のシステムを任されるようになった」「開発だけでなく設計も任されるようになった」
  • 新しく身につけたスキルや技術で就業先の業務に貢献している
    例…「新しい言語を覚えたことで業務効率が50%も上がった」

時給アップへの一番の近道とは?

「仕事量を増やす」「仕事の難度を上げる」というのは、就業先の事情や状況に左右されがちな条件です。一方、新たなスキルや技術の習得によって業務範囲を広げることは、皆さんの努力や意識次第でできることですので、時給をアップさせるための一番の近道になります。
パーソルクロステクノロジーでは、皆さんに活用いただける各種スキルアップ支援制度をご用意していますので、ぜひご活用ください。