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2020年05月20日 調査
パーソルテクノロジースタッフ
リモートワークにて派遣就業中の社員ITエンジニア調査結果発表
リモート派遣に今後も前向きなエンジニアが8割以上
成功のカギはコミュニケーションと自宅環境
<調査概要>
SlackやZoomなどのオンラインツールを以前から使っている職場が多いことから73%がスムーズにやり取りができたと回答しました。一方で就業後日が浅いなど指揮命令者と関係性ができていないケースでは、チャットツールで気軽に声をかけづらいといった声や、チャットツールを導入していない職場などでは、これまで口頭でコミュニケーションしていたこともメール文面を作成するので文面作成時間がかかり、レスポンスにも時間がかかるケースも見られました。
初めてリモートワークを行うエンジニアが多かったことから、3割ほどのエンジニアがコミュニケーションに対する懸念を保有していました。次いで、2割がデスクやモニタなどの環境が業務仕様になっていない、同居する家族との距離感など、自宅環境への懸念を持っていたことが明らかになりました。
開始前に懸念されていた「集中して業務に取り組める自宅環境(30.7%)」「チームメンバーや同僚とのコミュニケーション(27.0%)」の他に、より現実的な光熱費や健康面での課題が上位に上がりました。
通勤時間が無くなったことで、精神的・時間的余裕が生まれたとするエンジニアが多かった。また、「集中して業務に取り組めた」「不要な会議が減った」など生産性向上につながるケースも。
リモートでの派遣就業を行ってみて、さまざまな課題は感じながらも通勤時間などが無くなることから非常に快適と回答したエンジニアは65%に上り、今後もリモートワークを活用したいと回答したエンジニアは80%を超えた。
コミュニケーションを丁寧に行う、一日一回はMTGを行うなどの工夫をし、遠隔でのコミュニケーションを改善しようとするエンジニアもみられました。
指揮命令者やチームとのコミュニケーションについては、もともとチャットツールなどを活用しているケースも多く、大きな問題はなかったとするエンジニアがいる一方で、「オフィスなら直接声をかけて解消できる疑問点や情報共有に際し顔が見えないことで気軽に声がかけづらい」、「就業後間がなく、気軽にチャットで声を掛けられる関係性を築けていなかった」などのフリーコメントもみられました。
コミュニケーション、自宅環境、企業のリモート環境整備などの課題を解消することで、リモートワークがよりポジティブなはたらき方として、エンジニアの選択肢になりうることが考えられます。
パーソルテクノロジースタッフでは、エンジニアとしてはたらきたい方のスタート支援、さらなるキャリアアップ、スキルアップを実現したい方の成長支援など、さまざまな観点からエンジニアのキャリア支援を行っています。これまでにもエンジニアのご支援が難しい郊外のお客さまに対し、リモート派遣を通じたご支援を行ってまいりましたが、今回の調査によりリモート派遣は多様なはたらき方を実現したいエンジニアにとっても非常に可能性の高いはたらき方であることが分かりました。今後、個人・企業ともにニーズが高まっていくと考えられるリモート派遣の実現に引き続き取り組んで参ります。
パーソルテクノロジースタッフ株式会社について
パーソルテクノロジースタッフ株式会社は、IT・ものづくりエンジニアの人材派遣サービスを提供しています。テンプスタッフ・テクノロジーとインテリジェンス派遣部門の経営統合により、2017年1月よりパーソルテクノロジースタッフ株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。
「PERSOL(パーソル)」について
https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」をはじめ、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、オープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」、クラウド型モバイルPOSシステム「POS+ (ポスタス)」などのサービスも展開しています。