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2022年02月21日 調査
総合人材サービスのパーソルグループでIT・ものづくりエンジニアの人材派遣を手掛けるパーソルテクノロジースタッフ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:正木 慎二、以下パーソルテクノロジースタッフ)は、フリーランス人材の活用を検討・実行している中小企業の発注担当者を対象にフリーランス人材活用に関する意識調査を行いました。
主な調査結果
今後IT人材不足を補うために活用したい手段として、フリーランスの活用が新卒・中途採用に続き第3位に。フリーランス人材の活用が、これまでの一般的に考えられた人材派遣や外部ベンダーへの発注とともに検討されていることから、フリーランス活用に対する期待の高さがうかがえます。
また、フリーランスを活用・検討している理由には、「優秀な人材に参画してもらえそう」「一定期間のみ参画できる人材が必要」「入社手続き不要のため契約後すぐに稼働できるから」が上位となり、ほしい人材を必要な時にスピーディに活用できることから、企業がフリーランス活用に前向きになっていると考えられます。
フリーランス活用の経験がある企業の約7割が、フリーランスの活用によってコスト削減、生産性向上、売上・業績のアップなどが実現できたことから満足していると回答。また、フリーランス人材からプロのノウハウを知り、社内で共有できたことも満足した点の上位に挙がっています。
活用経験者の70%以上が満足する一方で、約66%がフリーランスを活用した際に課題を感じたと回答。「発注したフリーランスがスキル不足だった」「納品物が約束通りに納品されなかった」などが課題の上位に挙がりました。
解説者プロフィール:
パーソルテクノロジースタッフ ITアドバイザリーサービス 責任者 柏谷 飛鳥
今回の調査では、フリーランス活用における満足度が高い一方で、約6割が活用に際して課題を感じたということがわかりました。その原因は、発注前に依頼内容の十分な要件定義と、適切な人材アサインができていなかったことが考えられます。フリーランス活用を成功させるには、依頼したい内容を明確にした上で、適切なスキルを保有するフリーランスを選定し発注することが重要なポイントです。しかし、初めて外部人材・フリーランスを活用する企業においては、これらのノウハウを保有していないことも少なくありません。 当社では、ノウハウをお持ちでなくてもフリーランス人材の活用ができるようにサポートする、ITアドバイザリーサービスを2020年4月からスタートしました。企業のお困りごとに対して専属の営業担当が課題解決のための手段や必要な人材のスキルを明確化し、専属のキャリアアドバイザーが最適な人材をアサインいたします。2021年9月までに本サービスの問い合わせは3割以上増加しており、今後も企業の外部人材活用のニーズはどんどん増えていくと予想しています。適切なフリーランス活用により、優秀なフリーランス人材と、IT活用にお困りの企業をつなぐ架け橋となれるよう、今後も取り組んでまいります。
IT×経営を強みに持つフリーランスを紹介する
パーソルテクノロジースタッフのITアドバイザリーサービス
https://persol-tech-s.co.jp/techadviser/
<調査概要>
パーソルテクノロジースタッフ株式会社について
パーソルテクノロジースタッフ株式会社は、IT・ものづくりエンジニアの人材派遣サービスを提供しています。テンプスタッフ・テクノロジーとインテリジェンス派遣部門の経営統合により、2017年1月よりパーソルテクノロジースタッフ株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。
「PERSOL(パーソル)」について
https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。