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沖縄県でアンプラグドプログラミング体験講座開催!

2021年12月15日 レポート

11月23日、ワーケーションウィーク沖縄で盛り上がりを見せる沖縄県・沖縄市のSTARTUP LAB Lagoonにて、パーソルテクノロジースタッフのエンジニア経験を持つ社員による、地元在住の5歳~9歳までのお子さんとその保護者の方を対象としたアンプラグドプログラミング体験講座が全3回開催され、14組31人の親子が参加しました。

プログラミング言語を扱う前にプログラミングの本質を学ぶ アンプラグドプログラミング

2020年より小学校で必修化され、子どもの習い事としても人気の高まるプログラミングですが、親御さんの中には「自分がプログラミングに触れたことが無いので、子どもの学習をサポートできるか不安」、「子どもに学ばせたいが、多様な書籍やトイの中からどれを選んだらよいのか分からない」という悩みを持つ方も少なくありません。

今回実施したアンプラグドプログラミングとは、タブレットやパソコンなどのデバイスを使用せずにプログラミング的思考を学ぶための手法です。

アンプラグドプログラミングが優れているのは、あくまでプログラミングは手段であり、プログラミング言語に触れる以前に「なぜプログラミングが必要なのか」、「どのようにプログラミングを考えるべきか」というプログラミングの本質を、実体験を通して楽しく理解することができる点です。
実際に小学校で行われているプログラミング教育においても、目的は「プログラムを書く」ことではなく、「プログラミング的思考」と呼ばれる考え方を取得することとされています。

小学校でのプログラミング教育について、お子さんがどんなことを学んでいるのかを知る機会はまだ多くありませんが、本イベントでは親御さんにも一緒に参加していただけるため、実際に学んでいく過程を目の当たりにすることができ、また親御さんにとっても子育てや実生活で生かせる気付きや発見がある内容となっています。

エンジニア歴20年を超える当社の新規事業担当者が体験講座を企画

アンプラグドプログラミング体験講座を企画・実施するのは、二児の母で、20年を超えるエンジニア経験を持ち、現在は当社の新規事業企画を務める大関 三枝子です。大関は、複雑な環境で育った自分自身の生い立ちからスキル一つで自立できるエンジニアの仕事をもっと多くの方に広めていくことを目的に、アンプラグドプログラミングを用いたプログラミング体験講座を企画・実施しています。今年度より新規事業の企画部門へ参画し、「エンジニア」という職業が、より多くの方にとって仕事を選ぶ際の選択肢の一つになることを目指したサービスの立案を行っています。

大関のプロフィール

一年のうち3カ月を海外で過ごした20代を経て、 一人のエンジニアがたどり着いた自己実現とは?
https://persol-tech-s.co.jp/corporate/news/report/20201028.html

当社がサポーター企業として参加した「Workcation Week Okinawa」で当社エンジニアのワーケーション先として利用させていただいたSTARTUP LAB Lagoonに、当社が取り組む子ども向けのプログラミング教育に賛同いただいたことから、本講座を新たなサービスとして提供していくためのトライアルとして、アンプラグドプログラミング体験講座を一緒に開催していただくことになりました。

【アンプラグドプログラミング体験講座レポート】
1. プログラミングとは?~身近なプログラム~

まずは導入として、「プログラムとは何か?」を子どもたちに体感してもらうために、親子で旗上げゲームを行います。誰もが知っている昔ながらの旗上げゲームを通じて「定義」「命令」というプログラミングには欠かせない大切な要素を体感します。

その後、「身近なモノの中でプログラムが使われているものがどれか?」をクイズ形式で出題し答えてもらいました。「普段当たり前に使っているモノに、プログラムが入っている」という初めての視点に驚きながらも、どの質問にも迷わず正解を選ぶ子が多く、日常生活の中でもより便利な方にプログラムが使われていることを、既に感覚的に理解しているようです。

2. ロボットマウスを使ってプログラミングを体験しよう

旗上げゲームや、クイズを通して何となく感じ取った「プログラミング」を、次はエンジニア推奨のプログラミングトイを使って疑似体験します。

このプログラミングトイは、ロボットマウスの背中に上下左右の4つの矢印ボタンと赤、黄色、緑の3色のボタンがついているだけのシンプルなものです。プログラミングトイでの“遊び”を通して、プログラミングの大切な要素であるトライアンドエラーを繰り返しながら、実際にロボットが指示通りに動き、目的を達成することを経験します。

専用の緑のボードの上に障害となる壁を配置し、ゴール部分にはチーズをセット。スタート地点から、ロボットマウスがゴールとなるチーズにたどり着けるように、背中のボタンで命令を出してあげます。 それぞれのボタンを図示したカードがセットとなっており、まずは、チーズにたどり着くまでの行程を、カードを並べながら考えます。カードを並べ終えたら、そのカードの順番にボタンを押して命令していきます。 ゴールにたどりつけなかった場合は、並べたカードを見て作成した工程に間違いがないかを考え、工程を正しく直し、もう一度ロボットマウスに命令を出す”トライアンドエラー”を行っていきます。 参加した子どもたちの多くが「どうしたらゴールにたどり着けるか」を夢中に考え、あっという間に時間が過ぎていきました。

3. お片づけプログラム

最後は、使ったプログラミングトイの片づけを行います。 本講座で使用したプログラミングトイは、パーツが多いため元通りに箱に収めるのは大変なのですが、この片付けにもプログラミング的思考を用いて、『何を』『どこに』『どんな風に片付ける』のかという具体的な指令=プログラミングを経験します。適切なプログラミングにより、子どももきれいに片付けることができます。

日常生活にも活きるプログラミング思考

最後に、大関から保護者の方に「プログラミング思考を日常生活に活かすポイント」を説明しました。

大関「例えば、ブロックや色鉛筆などを出しっぱなしにしている子どもに『おもちゃを片付けて』と言ったのに、思ったように片付けてもらえないということは少なくないと思います。お母さんは全部片づけてもらいたくて言ったつもりでも、子どもにとっては『ブロックはおもちゃだけど、色鉛筆は文房具だから、おもちゃだけ片付けた』という認識かもしれません。

子どもと親だけの関係ではなく、夫婦関係、仕事関係の中でもこのようなすれ違いがあると思います。

プログラミング的思考は、論理的思考の一部なので、『プログラミングをしない人には関係ない』と思わず、どんな人でも知識として学ぶことで日々の生活に取り入れてもらうことができます」

参加している保護者の方からは「お片づけやコミュニケーションの考え方が変わった。伝え方って大事」「身近なところでプログラミング的思考が身につくことを気付けた」「おもちゃを使って興味を最大限に引き出していて親も楽しめた」など、プログラミング的思考の面白さや可能性に共感するコメントをいただきました。

パーソルテクノロジースタッフでは、今回行ったアンプラグドプログラミング体験講座をはじめ、エンジニアという仕事の魅力を感じていただける様々なイベントを、今後も実施してまいります。