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北海道在住エンジニアが、東京の企業にリモート派遣で就業。採用難ポジションを、フルリモート派遣で。

2021年09月15日 レポート

数カ月、中途採用できなかったポジションを、
出社を伴わない完全リモートワーク派遣で検討

広島県に本社を置きマニュアル制作、コンサルティング・研修、システム開発などを手掛ける株式会社ダイテックの東京拠点では、あるポジションの採用に苦戦していました。
求めていたのは、同社にとって今後会社の根幹を担う重要な取り組みとなる、クラウド上で設計書管理アプリケーションの立ち上げプロジェクトを推進可能なIT人材です。AWSとWebアプリケーションに関する知識と、様々な検討事項を決めながらプロジェクトを進めていくことができるPM的なスキルを保有するエンジニアを必要とし、2020年秋頃から正社員での採用活動を開始しましたが、年が明け2021年初になっても求める要件にマッチする人材に出会えずにいました。そこで同社の担当者は、正社員での採用にこだわることをやめ、人材派遣まで広げて人材の確保を検討し始めました。

同社のリクエストを聞き、非常に難易度の高い人材像だと感じたパーソルテクノロジースタッフの営業担当は、紹介可能なエンジニアの母数を少しでも増やすために、「完全リモートワーク派遣」の活用も視野に入れて検討することを提案しました。

完全リモートワーク派遣は、出社を前提としない、遠隔からの就業が可能な人材派遣サービスです。就業開始時の雇用契約、諸説明などもオンラインにて行い、就業開始も自宅で完結。物理的に出勤する必要がないため、居住エリアを問わず日本全国のエンジニアをリモートワーク派遣でご紹介することができます。パーソルテクノロジースタッフでは2020年11月以降、本格的に完全リモートワーク派遣を提供開始しましたが、「完全フルリモート」での勤務可とすることで応募数が平均5倍増加する傾向にあり、ご紹介できるスタッフの数を大きく広げることが可能です。

出社を前提としないフルリモートでの派遣について打診されたダイテックの担当者 谷口 毅様は、最初は不安があったと言います。

ダイテック 谷口様「コロナ禍により東京オフィスの社員はほぼ全員が週5日の在宅勤務になっていたので、リモートでの就業については問題ないと感じましたが、それでも全員が『いざ』という時にはすぐに出社できるエリア内に住んでいました。そのため、物理的距離について不安はありましたが、数カ月間採用に苦戦しており、すでに案件の進捗にも影響が出始めていたため、『必要な人材が採用できるのであれば』と提案を受け入れました」

 

北海道在住エンジニアが、東京の企業にリモート派遣で就業開始

数日後、パーソルテクノロジースタッフから紹介されたのは、同社が求めるスキル要件を満たしている北海道在住のベテランエンジニアMさんでした。
Mさんは、東京でコンピューターメーカーや外資系証券会社に勤めた経験を持つインフラエンジニアで、3年前から両親の介護のために期間限定で北海道に住んでいました。
外資系企業に勤めていた際にシンガポールやインドなどとオンラインでやり取りすることも多かったため、フルリモートでのコミュニケーションにも慣れており、また将来は東京に戻る予定であるため、「東京に戻った際にも継続して就業できるように、東京の企業案件をリモートでやりたい」と思っていたところ、今回の案件にアサインされました。

事前に東京拠点の現場担当者である谷口様、広島本社の人事担当者、北海道在住のMさん、パーソルテクノロジースタッフ営業担当の4名で、オンラインで顔合わせを実施し、就業を決めたMさんは初日だけ東京のオフィスに出社しました。

ダイテック 谷口様「就業初日は、北海道 からの交通・宿泊費をお支払いして3時間ほどオフィスに来ていただきました。導入研修も兼ねて会社や仕事について1時間ほど説明した後、残りの2時間は、趣味やこれまでのご経験などさまざまな話をしました。そういう他愛もない会話の“間”や空気感を通して相手の人柄に触れることで安心感や信頼関係が生まれることは少なくありませんが、リモート会議では相手の置かれている状況が見えにくい分、みんな雑談を遠慮しているので“予定されているアジェンダだけを話して終了”となりがちです。最初からフルリモートでの就業だと、空気感が分からずMさんも不安に感じるのでは?と思い、一度はFace to Faceで会話したいと考えていました」

スペシャリストであるスタッフの参画により、プロジェクトの進捗遅れを巻き返せた

その後は、Mさんが参画したことで案件の進捗遅れを取り返すように、進んでいきました。

ダイテック 谷口様「Mさんの活躍は期待以上のものでした。エンジニアとして高いスキルをお持ちのスペシャリストで私たちが手取足取り教える必要はありませんでしたし、長い募集期間に前任者がしっかりと引継ぎ資料をまとめていたため、そちらを元に想定以上のスピードで十分な成果を出してくれました。仕事が速いので、私たちがMさんに依頼すべきタスクを準備できていない時もあるのですが、Mさんは道筋を先読みしていて『では、先にこれをやっておきますね』と進めてくれることも多く、非常に心強い存在です。Mさんと出会う前は、採用の遅れにより『描いていたビジネスプランを一から考え直さなければならない』という覚悟もしていましたが、Mさんが参画してくれたことで巻き返すことができました」

 

距離があっても問題なし。実績ができたことで、社員の働き方にも変化

フルリモートを検討した際に不安材料になっていた物理的な距離についても、実際には問題がなかったと言います。

ダイテック 谷口様「現時点ではMさんと同等のスキルを持つ社員が社内にいないため、『Mさん本人しか対処できないこと』があります。そのため、コロナ禍以前であれば、お客様先に赴いて現地で対応しなければならないというようなケースもありましたが、幸い現在は感染拡大防止対策でお客様もリモートでの対応を希望されているため、全く問題がありませんでした。むしろ、『オンラインだからこそ、どのように対応するのか』という視点で新たなアイデアが生まれることもあり、ビジネス面でも社員の働き方改革の面でも大きなチャンスだと捉えています。
Mさんが北海道から問題なく就業できた実績を受けて、通勤可能圏内に住んでいなくても問題なく就業できるということが証明されたため、今秋から遠隔でのリモート勤務を実施する予定の社員もいます。これまで、社員が『地元に帰りたい』と希望がした場合は、退職または休職するしかありませんでしたが、今は『地元からリモートで勤務する』という選択肢が増えました」

完全リモート派遣の活用を通じ、重要なプロジェクトが前進し始めたと同時に、社員の働き方にも変化が生まれた同社では、今後Mさんと長いお付き合いをしていきたいと考えているそうです。

ダイテック 谷口様「もともとこのポジションを社員で探していたのは、会社にとって重要なプロジェクトで何年も一緒に取り組んでいただきたい取り組みだったからです。Mさんには長く一緒にビジネスパートナーとして働いてもらえたらと考えていますので、Mさんのような高いスキルをお持ちの方にとって、今お願いしている業務がやりがいのある内容なのか、スキルアップにつなげられているのか、次にどんなステップを期待しているのか、といった点については随時会話しながら、今後もご一緒できたら幸いです」

パーソルテクノロジースタッフの完全リモートワーク派遣

パーソル総合研究所の調査(*1)では、現在働いておらず、時間と場所の条件さえ合えば働く意欲のある専門的・技術的職種の方は全国に8.6万人いると推定されており、場所の制限をなくすことで新たな人材に出会う機会が増えると考えられます。実際に、当社においても「リモートワーク可能」な求人案件への応募は、勤務を前提とした案件と比較して希望するエンジニアが顕著に増加する傾向にあります。
*1 https://rc.persol-group.co.jp/column-report/201811260001.html

パーソルテクノロジースタッフでは2020年11月より出社を前提としない「完全リモート派遣」のご提供を本格的に開始いたしました。
完全リモート派遣においては、営業担当が派遣エンジニアとのWEB面談を定期的に実施し、通常の派遣就業と変わらぬフォロー体制でリモートワークでも安定的な就業を支援いたします。発注から契約確定まで完全オンライン化でよりスピーディなご紹介が可能で、東名阪エリア外の企業からのお問合せにも素早く対応いたします。就業開始前には自宅環境確認を実施し、PCなどの機材は派遣先企業にて貸与いただいたものを使用し、情報保護の安全性を担保するため、安心して完全リモートワークでの派遣活用をしていただけます。

パーソルテクノロジースタッフでは、エンジニアが自分らしくはたらくための多様なはたらき方を推進し、「はたらいて、笑おう。」の実現に、今後も取り組んでまいります。

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パーソルテクノロジースタッフ株式会社
ブランディンググループ
pr_techstaff@persol.co.jp