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所属部門が廃止になったベテランエンジニア。
自分の技術を活かして働くために

2021年06月16日 レポート

テクノロジー領域で技術力を武器にはたらくエンジニアは、「自身の技術力がいつまで通用するのか」「新たな技術の台頭により自分の技術領域が必要とされなくならないか?」などの不安を抱えている人も少なくありません。必要とされ続けるためにインプットや様々なチャレンジを行うベテランエンジニアを紹介します。

【事例紹介】

加々島は海外で技術指導を行った経験もある電子回路設計のエキスパート。新卒で通信機器メーカーに入社し、21年間エンジニアとして技術力を磨いていましたが、事業縮小により所属部門がなくなることに。43歳で転職を決め「これまでの経験を生かしながら、全く新たな分野でものづくりに携わりたい」と思ったものの、通信機器一筋で勤務してきたため、どんなフィールドなら自分の技術が活かせるのか分かりませんでした。そこで、選んだのがさまざまな業界を経験できそうな派遣会社。現在はパーソルテクノロジースタッフのエンジニアとしてリチウムイオン電池メーカーにてバッテリーマネジメントユニットの開発を行っています。

43歳の時、経営判断により所属部門が廃止に。
エンジニアとして働き続けるために転職を決断するも、自分が目指すべき業界・分野がわからなかった。

新卒で大手通信機器メーカーに入社した加々島は、21年の間、電気設計エンジニアとしてキャリアを積んできました。
様々な課題を解決し、新しくより良い製品を生み出すことでユーザーから高い評価をもらえるエンジニアの仕事に日々のやりがいを感じており、時間外労働が今ほど制限されていなかった時代には、平日は深夜まで残業、週末も休日出勤するほど仕事にのめり込みましたが、それでも「楽しくて疲れを感じなかった」と言うほど、仕事一筋で技術力を磨いていました。数多くのプロジェクトへの参画を通して高い課題解決力も身に付け、それらを強みに設計のエキスパートとして活躍してきました。

しかし43歳の時、会社が事業縮小を決定。所属する電気設計部門は廃止されることになり、同社でエンジニアとして働き続けることが難しくなってしまいました。エンジニア以外の職種に就くことは考えられなかった加々島は、初めて転職活動をすることになりましたが、どんな会社に行くべきなのかが分からなかったといいます。

加々島「20年以上かけて様々な製品を担当してきましたが、関わってきたのはすべて通信機器。新しい技術に触れたかったので、これを機に他の製品にも挑戦してみたいと思いましたが、興味がある特定の業界・分野があるわけでもありませんでした。どんなところに転職すれば、自分の経験を生かして新たな挑戦ができるのか分かりませんでした。そこで、派遣会社ならさまざまな業界・分野を経験することができそうだと考え、自分の可能性がある領域を探すためにパーソルテクノロジースタッフへ転職しました」

 

さまざまな業界を経験するつもりで入社した派遣会社でしたが、最初に就業したリチウムイオン電池メーカーにて高い技術力を評価いただき、そのまま10年近く就業しています。現在は、同社でバッテリーマネジメントユニットの開発を行いながら、さらにパーソルテクノロジースタッフ内ではチームリーダーとしてメンバーのマネジメント業務なども行っています。加々島がリーダーを務めるチームでは就業先の機密情報に触れないよう配慮しながら、所有するスキルや就業先の業界での取り組みなどの技術的な情報シェアをおこなっているため、全く異なる業界・会社の取り組みなどを聞き新たな刺激を受けられていると言います。

また、技術面以外でもメンバーとのキャリア面談などを通しての気付きもありました。

加々島「担当しているメンバーの中に、『将来こういう技術領域に携わりたい』という明確な目標を持ち、そのために一つ一つ着実に技術力を身に付けている方がいて、担当メンバーながらすごいなと思っています。
私もそんな風に自分が『挑戦したい』と思える技術領域を見つけたいと思って転職したんですけど、今のところ見つかっていません。でも、今の就業先での仕事はすごく面白いし、自分の技術を求められていることを実感しています。転職した時は『派遣を通していろいろ経験してみて、その中から自分のやりたいことを見つけたい』と思っていたけれど、もしかしたら私の場合は自分がやりたいことを見つけるよりも、自分の技術力が必要とされる環境で働きたいということが大きかったのかもしれません」

いつか自分の技術が必要なくなるのでは?と不安を感じたこともあるが、
活躍できるフィールドは必ずある

エンジニアとしてのキャリアを積んできた約30年の間に、IoT化などの大きな流れにより電気設計エンジニアが減っているのを肌で感じながら、いずれ自分の技術が必要とされなくなってしまうのではないか?と不安に感じたこともあると言いますが、その点では派遣というはたらき方だからこそのメリットを感じているようです。

加々島「前職では、務めていた会社で電気設計部門がなくなりエンジニアとして働き続けることができなくなりましたが、あくまでその会社内での話であって、電気設計の仕事が世の中から完全になくなることはありません。どこかには必ず電気設計エンジニアのニーズがあるはずです。エキスパートとしてより高い技術を身につけてさえいれば、派遣エンジニアとして必要としてもらえるフィールドで働き続けることができると考えています。
ソフトウェア面なども理解ができると業務に活きることはあると思うので、インプットしておくに越したことはないと思いますが、エンジニアとして自分の強みになるのは、やはり自身が長年積み重ねてきた電気設計領域。今52歳ですが、求められる環境さえあれば定年以降も働いていきたいですから」

パーソルテクノロジースタッフの学習支援制度を利用して、担当領域においてより上位の資格取得を目指す一方で、領域を広げてソフトウェアやプログラミングの勉強も始めています。

 

「誰にも負けない」と思えるレベルまで自身の強みを磨ければ
どんな領域でも活躍できるフィールドはある。

今後、IoTを中心としたエンジニアニーズが長期的に伸びていくと予想されるため、制御などソフトウェア領域に挑戦するエンジニアも多い一方で、メカ・エレキのエンジニジニアニーズが減っているわけではないと担当者は言います。

担当者「エンジニアの全体人口が不足しているので、どのような技術領域であってもエンジニアのニーズは変わらずあります。ただ、これまではメカ・エレキ・ソフトの分野に明確に分かれていたものが、分野を跨いで理解できることが求められるようになっていくのは間違いありません。軸足は自身が圧倒的に強みを持つ領域に置きながら、さらに周辺の技術を学んでみるという加々島のような姿勢を持つエンジニアは年齢問わず活躍し続けることができると思います」

パーソルテクノロジースタッフでは自身の技術力を生かして活躍できるお仕事紹介を行っているほか、技術面などで様々な学習を行うための支援を行ってまいります。

本件に関するお問い合わせ

パーソルテクノロジースタッフ株式会社
ブランディンググループ
pr_techstaff@persol.co.jp