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オフィスと変わらないパフォーマンスを発揮するために。
リモート派遣エンジニアたちのはたらき方

2021年03月16日 レポート

以前より新たな働き方として注目されていたリモートワーク。昨年の緊急事態宣言以降、派遣スタッフに対してもリモートワークを適用する企業が増加しています。新型コロナウイルス感染拡大で一気に進みましたが、人材確保の観点からもメリットが大きく「リモートワーク勤務可」の求人に対しては約5倍(2020年3月→2020年9月当社比)の応募が集まるなど、よりマッチング度の高いエンジニア採用も期待されます。

実際にリモートワークで就業するパーソルテクノロジースタッフのIT・機電領域のエンジニアが、それぞれどのようなことに気をつけながらリモート派遣で就業しているのかご紹介します。

【CASE-1】

大きな開発機器への接続が必要なため難しいと思われた完全リモート。
開発機器を自宅に持ち帰り、自宅で接続しながらフルリモートを実現。

組込み系エンジニア M
2018年入社。入社後はIT系企業のソフトウェア部門で、ソフトウェア開発の業務に従事。就業先から持ち帰っている開発機器に細心の注意を払いながら生活中。

担当業務の都合上、大きな開発機器に接続する必要があるので、緊急事態宣言が出た後も「自分の業務では、リモートワークは難しいだろう」と考えていました。しかし、就業先の方から「自宅で作業できる環境があるようであれば、開発機器を自宅へ送るのでリモートで就業してほしい」とお声がけいただきました。自宅で開発機器を接続するための電力使用に耐えうるか、開発機器を安全に管理できるかを確認し問題ないことが分かったため、自宅に開発機器を送っていただき、現在はフルリモートワークで自宅にて就業しています。通勤に往復2時間近くかかっており、通勤時の感染リスクに不安を感じていたので、柔軟に判断していただけてありがたかったです。大きな開発機器はワンルームに置くとなかなか存在感がありますが、静電気や埃、水が飛んだりしないように気を付けながら、自分の持ち物よりも大切に扱っています。
一日2時間の通勤時間がなくなった分、繁忙期でも睡眠不足になることなく業務に取り組めるので業務効率の面でも良いですし、腰を据えて勉強できる時間も増えました。

 

【CASE-2】

新メンバーへのフォローが必要な際はオンラインで常時接続。
隣にいるかのように声をかけやすい環境づくり。

開発エンジニア・チームリーダー N
2018年入社。メーカー系企業の調達部門にて、システム開発業務に従事。2020年5月からフルリモート。就業先で、他の派遣会社や就業先社員の方をまとめるチームリーダーとしてメンバーマネジメントを行っている。デスクのすぐ後ろにヨガマットを使い、息抜きに軽く筋トレすることも。

現在は大型かつ長期のプロジェクトにアサインされ、自身の開発タスクの他に、チームリーダーとして就業先企業の社員や他の派遣会社からのエンジニアのマネジメントを行っています。プロジェクトメンバーは最大60名を超えた時期もあり、数カ所のオフィスに分かれて就業していましたが、それでもオフィスで打ち合わせをするとなると数十人が大会議室に集合するので、座席位置によっては資料が映写されているスクリーンが見にくかったり、音声が聞こえにかったりすることもありました。コロナ禍でリモートワークになってからは、目の前のPCから情報をストレスなく得ることができるので、オンラインでの打ち合わせのほうがスムーズです。
チーム運営の面では、新たなメンバーが参画した際のレクチャー時や、新メンバーが実際に作業をしてみる時など、質問が多く発生しそうなタイミングでは、「今ちょっといいですか?」と聞きやすいようにビデオ通話を常時接続しながらサポートするようにしています。

 

【CASE-3】

予定していたペアプログラミング開発が中止に。
未経験でのリモート就業でも、自身で学ぶための時間をしっかり捻出。

開発エンジニア A
2019年新卒入社。2020年3月よりEC事業を中心に展開する企業にて複数サービスの運用及び新規サービス開発業務に従事。現在は週5日でリモートワークにて就業中。より集中できる環境を求めて引越し、現在は椅子の購入を検討中。

現在の就業先は開発未経験での配属。就業当初は先輩エンジニアとのペアプログラミングによる開発スキル習得を予定していましたが、リモートワークになったため実現が難しい状況に。就業先の方が様々な工夫をしてくださり、現在は一人で考えたり調べたりしながら対応する課題を出してもらいながら勉強しています。オフィスにいたら先輩の作業中のモニター画面を見ながら学べる事も多いですが、今はそれができないので、その分しっかり自分で勉強しなければと思っています。与えられたタスクをこなすだけにならないよう、定型作業はなるべく前倒しで進めて、プラスアルファの作業やインプットのための時間を捻出できるように心がけています。またチームの先輩に質問することが多いのですが、教えてもらったときは「ありがとうございます!!!」とオーバー気味に感謝を伝えるようにしています。チャット上で「いいね」を返してくださったり、「大丈夫ですよ!また聞いてください」と声をかけてくださったり…皆さん、質問しやすい空気を作ってくださるので本当にありがたいなと感じています。

 

【CASE-4】

雑談減により機会がなくなったベテラン→若手エンジニアへのノウハウシェア。 チームでの日次ミーティングを提案し、オンラインで復活。

組込み系エンジニア N
2007年パーソルテクノロジースタッフ入社。自動車の自動運転向け画像認識ミドルウェア開発に従事。画像認識の論文調査から実装を用途向けにカスタマイズした精度調査、モデル精度改善、学習データ作成ツールのカスタマイズなどを行なっています。現在は週5日の完全リモートワーク。

オフィスでは口頭のやり取りが多く、また仕事の進捗についてもチームリーダーや指揮命令者の方が近くに座っていたので「見たら分かる」状態だったのですが、リモートになってからはチームでの情報共有を行っている「GitLab」に、仕事の進捗などが伝わりやすいよう、作業内容や不明点などをテキストと画像を交えて、頻度高めに書き込むようにしています。そのおかげで情報共有はスムーズで、以前よりも作業の手戻りは減りました。 しかし、オフィスにいた時のように作業中に他のエンジニア同士の会話に自然な流れで参加することがなくなりました。自分の作業に集中できるという面はありますが、困っている新人や若手エンジニアへのノウハウやアイデア共有は、ある程度経験を積んできた自分のミッションだと考えていたので、その点で価値提供できなくなっている点が気になっていました。そこでパーソルテクノロジースタッフで他企業に就業しているエンジニアに相談したところ、日次ミーティングを実施して解消している事例を聞き、すぐに就業先の上司に提案。毎日30分間ですが、他のメンバーの作業進捗や課題を知り以前と同じように情報共有がする場ができています。

 

【CASE-5】

自宅のネット回線を増強し、3DCADでの作業もオフィスと変わらない生産性を整えた。

機械系エンジニア Y
2019年パーソルテクノロジースタッフ入社。配電盤筐体の詳細設計業務に従事。コロナ前から趣味で自宅にてCADソフトを使っていたため、はたらき方の多様化が進めば、機械系エンジニアもリモートワークできるようになるのでは?と考えていました。

一回目の緊急事態宣言の後、リモートワークに切り替わりました。就業先が隣県のため、電車に乗っている時間が長く通勤時の感染リスクに不安を感じていたのでリモートワークになり安心しました。就業先で使っているパソコンとモニターを自宅に送ってもらいましたが、当時の自宅の通信速度は就業先の1/10程度。3DCADデータは大容量なのでオフィスなら2分で終わる作業が30分ほどかかってしまいました。そこで、すぐに自宅のネット回線を増強し、現在は就業先と変わらない生産環境に整えました。エンジニア経験は2年ほどのため、まだまだ先輩社員に質問することも多く、以前であれば都度ごとに声をかけすぐに解消していたのですが、現在はメールでの質問が中心なので返信までに時間がかかることも。そのため、質問したいことは早めにまとめてメールするようにしています。また、誰かに聞くばかりではなく、自分で調べることも増えました。先輩に質問すると関連するノウハウやアドバイスをもらえますが、自分で調べるとアドバイスとは違う角度からの関連情報を得られることも。聞いてばかりで相手の時間を奪いすぎないように、自分でも調べながら先輩からのアドバイスももらうようになったことで、両方の情報を踏まえてより幅広い知識をインプットできるようになったと思います。

 

【CASE-6】

機密情報へのアクセスはオフィス限のため週2、3日のリモート。
出社/在宅スケジュールに合わせて計画的な作業スケジュールを立案。

組込み系エンジニア T
2017年パーソルテクノロジースタッフ入社。2018年から大手自動車メーカー様で就業開始し、先進安全装置の開発に携わっています。DIYしたコの字型デスクで集中できる自宅環境を作成。リモートワークを機にコーヒーメーカーを購入。

現在は、週に2~3日リモートワークで就業しています。就業先は機械系エンジニアの方も多数所属している部門。図面や自動車に触る業務に就いている人はリモートでの対応が難しいのですが、私の場合は組込み系でソフトまわりが中心なので、自宅からでも同じように対応可能です。しかし機密情報については、自宅から確認・アクセスができないためオフィスで確認する必要があります。そのため、業務がストップしないよう出社時作業/リモートワーク時作業の予定を立て、計画的に進めています。 指揮命令者への報告は、「就業開始時:今日の作業予定」、「終業時:本日の作業報告」を送っています。同僚とのコミュニケーションには積極的にチャットを送るようにしていますが、直接話す時のようにはコミュニケーションがとれないこともあります。その場合は、週次で開催される定例ミーティング時に積極的に発言するようにし、チャットで話せていない方ともコミュニケーションできるように心がけています。

 

【ワークスペース】

自宅でも就業先と変わらない生産性を高めるために

コロナ禍以前から自宅にPC用のデスクやデュアルモニタを備えていた人も多いエンジニア。1回目の緊急事態宣言発出をうけリモートワークを開始した直後は「一時的なものだろう」と考えていた人が多く、自宅環境そのままで就業している人も多くいましたが、夏~秋頃以降に長期化することを見込むようになり本格的にホームオフィス環境を揃えたエンジニアが多いようです。

 
 

【デュアルモニタ】

多くのエンジニアがデュアルモニタを導入。コロナを機に大型ディスプレイに変更したり、中には奮発して大型の曲面ディスプレイを導入しているエンジニアもいました。

 

【腰痛対策】

長時間座っていることの多い職種なので、腰痛や肩こり対策のため、椅子やクッションを新調した人も。また、ヨガマットやバランスボールなどを取り入れ、体を動かして気分転換・運動不足解消に取り組む人も。昇降デスクを取り入れているエンジニアは、ミーティング時にスタンディングで参加するなどの工夫も見られました。

 

【ON/OFFスイッチの切り替え】

仕事場と生活スペースが同じになることで、スイッチの切り替えがしづらくメンタルバランスが崩れ就業が継続できなくなってしまうケースもあります。パーソルテクノロジースタッフでは、リモート就業するエンジニアへON/OFFスイッチの切り替えを推奨していますが、今回紹介したエンジニアたちは、それぞれ自分にあったON/OFFスイッチの切り替えを行っていました。  

  • 朝の始業前、昼休憩、就業後のラジオ体操
  • 就業前や昼休みのウォーキング
  • コーヒーなど飲み物を用意するために1時間に1回は必ず立ち上がる
  • 昼食・夕食を買うために外出する
  • 仕事が終わったら、まずはお風呂に入る
 
 

パーソルテクノロジースタッフのリモートワーク派遣

パーソルテクノロジースタッフでは、昨年11月にリモートワーク派遣サービスを全国にて提供開始いたしました。まずは営業担当が案件内容や必要スキルなどを伺いした後、キャリアドバイザーが登録エンジニアの中から、スキル・経験や志向性のマッチするエンジニアを人選。就業開始時の雇用契約、諸説明などもオンラインにて行い、就業開始までも自宅で完結することができます。

 
 

パーソルテクノロジースタッフでは、今後もリモートワーク派遣を通じ、より多くの人と組織の自己実現や成長をご支援してまいります。

 

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